エンリコ・オノフリ(バロック・ヴァイオリン)
オノフリは14 歳よりヴァイオリンを始め、早くからジョルディ・サバールに招聘され、主宰する楽団のコンサートマスターを務めました。1987年から2010年までイル・ジャルディーノ・アルモニコのコンサートマスターとして同楽団の躍進を担いました。名盤として名高い《イル・ジャルディーノ・アルモニコのヴィヴァルディの四季》の録音は、弱冠26 歳の時に録音されました。1967年生まれで現在50歳です。
2000年には自身のアンサンブル、イマジナリウム・アンサンブルを結成し、日本でのソロ・リサイタルやチパンゴ・コンソートとの公演はNHK-BSプレミアムやFMで放送され、多くの音楽誌上で年間のベスト・コンサートとして選出されるなど大きな話題となりました。
バロック・ヴァイオリニストとしてはイタリア人らしく軽快で明るい音色が特徴です。
初めに聴くのは無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調(BWV1006)です。スピーカの音をマイクで録ったものと思われ、生活音が混ざり、あまり良い動画ではありませんが、オノフリの演奏スタイルは分かります。
ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調(BWV1049)第1楽章はイル・ジャルディーノ・アルモニコの演奏会の動画です。指揮者ジョヴァンニ・アントニーニはリコーダーを演奏しています。
最後にイル・ジャルディーノ・アルモニコの演奏で組曲第3番ニ長調(BWV1068)をお聴きください。オノフリがコンサート・マスターをしています。
有名なアリアは以下のURLで聴けます。
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