ピエール・アンタイ&ル・コンセール・フランセ

 1964年生まれのフランスのクラヴサン奏者で指揮者。父親はフランスに帰化したマジャル人画家のシモン・アンタイで、11歳からパリでアルテュール・アースにチェンバロを学び、その後2年間アムステルダムに留学してグスタフ・レオンハルトに師事。1982年にブルッヘ国際古楽コンクールで第2位を受賞しました。


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 1987年にはシギスヴァルト・クイケン指揮ラ・プティット・バンドと、1989年にはジョルディ・サヴァール指揮ル・コンセール・デ・ナシオンと活動を共にし、その後、自ら古楽アンサンブル「ル・コンセール・フランセ」を結成しました。


 最初にピエール・アンタイのチェンバロで、ゴルトベルク変奏曲 (BWV 988)

の演奏録画をお聴きください。2000年の録画ですが、1987年と1992年にも録音しています。



 もう1曲イギリス組曲第2番イ短調(BWV807)も演奏会の録画でお聴きください。第1番以外はYoutubeで聴けます。




 次にル・コンセール・フランセの演奏で管弦楽組曲第1番ハ長調(BWV1066)の演奏会の録画です。第1ヴァイオリンにはアマンディーヌ・ベイエも参加しています。









 最後にピエール・アンタイのチェンバロと指揮でチェンバロ協奏曲第1番ニ短調(BWV1052)をお聴きください。1993年の録音だと思いますが、チェンバロの音を強調しすぎないバランスの良い録音です。





 ピエール・アンタイのチェンバロはレオンハルトの影響を受けながら、現代的な躍動感のある演奏ですが、ゴルトベルク変奏曲に関しては、まだレオンハルトやコープマンの領域に達していないように思います。イギリス組曲は好演奏です。

 ル・コンセール・フランセは古楽アンサンブルらしい落ちついた音色と、的確なテンポで素晴らしい演奏をしています。現在52歳なので今後の活躍に期待できます。
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