ヤープ・テル・リンデン

 1947年オランダ生まれのバロック・チェロ奏者、ヤープ・テル・リンデンはムジカ・アンティクヮ・ケルン、イングリッシュ・コンサート、アムステルダム・バロック・オーケストラの首席チェリストを務め、現在はアムステルダム・モーツァルト・アカデミーの常任指揮者をしています。


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 無伴奏チェロ組曲(BWV1007~1012)を1996年と2006年に録音していますが、1996年の録音には1725~1730年頃のカルロ・ベルゴ ンツィ製作の楽器を使用し(第6番のみ5弦のアマティ)、2006年にはミラノのジョヴァンニ・グランチーノによる1703年製のチェロを使用しています。


 最初にハルモニア・ムンディから発売された1996年の演奏です。全曲聴くと約2時間半になりますので、とりあえず第1番のプレリュードをお聴きください。



 次に2006年の録音を聴き比べてみてください。(第1番プレリュードのみ)



 最初の録音に比べて、アゴーギクが強くかなり自由な演奏をしています。落ちついて聴けるのはやはり旧録音の方です。しかし新録音のジョヴァンニ・グランチーノの方が明るい音色です。


 演奏会の動画が公開されていませんがSound Checkで無伴奏チェロ組曲第1番のアルマンドを弾いています。



 最後にヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ 第1番ト短調(BWV1027)、第2番ニ短調(BWV1028)、第3番ト短調(BWV1029)の全曲をお聴きください。イギリスの鍵盤奏者リチャード・エガーと共演しています。2000年の録音です。



 ヤープ・テル・リンデンはチェロの名手ヨーヨー・マにもピリオド楽器の奏法を伝授し、今や古楽界の巨匠とも言われる存在です。
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