ネット依存は精神病の兆候で、深刻な問題が隠れている!

 インターネット依存はより重度の心の問題の隠れ蓑となっているのかもしれないとする研究結果が報告されました。研究者はネット依存が、うつ、不安症、衝動性、飽きっぽさを助長していることを懸念しています。特に10代の若者のインターネットの利用については注意が必要であるといいます。

 カナダのマックマスター大学の研究チームは、254名の大学1年生を対象に、1998年に開発されたインターネット依存テストを実施しました。また、インターネット利用方法の変化を調査するために、独自に開発した依存評価も実施しました。

 その結果、33名がインターネット依存症で、107名がその境界にあることが判明したといいます。この数値は全体の55%にものぼります。



ネット依存者はメンタルヘルスに問題をかかえている

 依存症と判定されたのは、SNSサイトの閲覧を止めることができず、衝動的に動画を視聴したり、友達にメッセージを送信したりしている人たちです。彼らは同時に日常的なルーチンワークをきちんとこなすことができず、うつになったり、注意力が散漫だったり、時間の管理ができないという問題も抱えていました。

 研究の中心人物であったマイケル・バン・アメリンゲン博士は、こうしたメンタルヘルスの問題がインターネット依存症によって引き起こされるのか、それとも心の問題の一症状としてネット依存になっているのか、はっきりさせるには引き続き研究が必要だと説明します。卵が先か、ニワトリが先かという点です。

 この研究は21世紀の精神疾患を理解するうえで非常に重要なステップであると評価されています。インターネットを過剰に利用した場合の影響については、これまであまり研究が行われていません。しかし、軽度あるいは重度の精神疾患を覆い隠している可能性や、衝動的な行動や依存症との強い関連性が疑われています。

 ネット依存に関しては現時点で世界的に認められた診断基準はありません。しかし世界的によく使われているスクリーニングテストがあります。自分がどの程度依存しているのか知りたい方は以下のサイトで診断してみてください。

ネット依存のスクリーニングテスト


(MailOnline―カラパイアより)
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