バルトルト・クイケン

 フラウト・トラヴェルソ奏者バルトルト・クイケンは、2人の兄ヴィーラントとシギスヴァルトが積極的に古楽器を演奏するような環境に育ち、ブルッヘ音楽院で音楽を始め、ブリュッセル王立音楽院とデン・ハーグ王立音楽院で研鑚を積みました。

 幸運にも18世紀初頭から原形を留めたままのフラウト・トラヴェルソを発見すし、古楽器演奏の第一人者としての地位を独学によって築くにあたって、オリジナル楽器の発見のほかに、個人のコレクションや美術館に保存された当時の楽器や、17~18世紀に記された史料の研究を積み重ねました。


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 1970年代からガンバ奏者の兄ヴィーラント、バロック・ヴァイオリン奏者の兄シギスヴァルト、グスタフ・レオンハルト、らと共演しています。また古楽器オーケストラ「ラ・プティット・バンド」に出演するかたわら、数々の室内楽コンサートや、各地でマスタークラスの主宰を続け、ブリュッセル王立音楽院およびデン・ハーグ王立音楽院にてフラウト・トラヴェルソの教授を務めています。


 最初に無伴奏フルートのためのパルティータイ短調(BWV1013)をお聴きください。1988年のレコーディングです。

第1楽章 アルマンド

第2楽章 クーラント

第3楽章 サラバンド

第4楽章 ブーレ・アングレーズ



 次にフルートとチェンバロのためのソナタ第1番ロ短調(BWV1030)をグスタフ・レオンハルト(チェンバロ)との共演でお聴きください。これも1988年のレコーディングです。

第1楽章 アンダンテ

第2楽章 ラルゴ・エ・ドルチェ

第3楽章 プレスト―アレグロ


 もう1曲、フルートと通奏低音ためのソナタ第2番ホ短調(BWV1034)をエーヴァルト・デメイエル(チェンバロ)の共演でお聴きください。2000年にリリースされた新録音です。

第1楽章 アダージョ・マ・ノン・トロッポ

第2楽章 アレグロ

第3楽章 アンダンテ

第4楽章 アレグロ



 フラウト・トラヴェルソが活躍するブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調(BWV1050)はラ・プティット・バンドの2011年大阪公演の録画で聴けます。
 シギスヴァルト・クイケンのバロック・ヴァイオリンやパンジャマン・アラールのチェンバロ演奏も楽しめます。テレビ朝日の録画なので画質も良好です。

第1楽章 ニ長調 アレグロ

第2楽章 ロ短調 アフェットゥオーソ

第3楽章 ニ長調 アレグロ




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