オルガン曲(2)

 トン・コープマンによるオルガン演奏の第2回は以下の5曲を聴くことにします。





前奏曲とフーガ イ短調(BWV543)成立年代1703年頃

 情熱的な前奏曲に続くフーガも16分音符のなめらかな線で作られています。オルガンにおける「線の研究」ともいわれる作品です。


幻想曲 ハ短調(BWV562)成立年代1740年頃

 1740年頃の自筆譜によって伝えられていますが、ヴァイマル初期に成立していたものと思われます。5声部による楽曲で、フランス風の高雅な嘆きの表情を持っています。


前奏曲とフーガ ハ長調(BWV531)成立年代1700~03年

 ペダル・ソロで始まる前奏曲は北ドイツの伝統に従ったもので、オクターヴ下降とトリル音形を組み合わせたフーガのあと、再び即興的な部分が現れ曲が閉じられます。


幻想曲(BWV572)成立年代1708~12年頃

 フランス語のテンポ表記をもった3部分からなり、フランスのオルガン音楽の影響がうかがえます。


幻想曲(BWV570)成立年代1704年頃

 アルトシュタット時代の初期の作品で、ゆったりした和声の響きを持ち、若々しさと厳粛さが同居した作品です。

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