歳より老けて見えるのは「血管力」のせいかも?

体力・知力、心身の基礎を作る血管の鍛え方

 近年、健康雑誌やテレビ番組で「血管力をアップする」「血管年齢を若返らせる」などの特集がよく組まれるようになりました。普段あまり気にしない方が多いかもしれませんが、血管は体を健康に保つ基本中の基本です。仕事効率に関わってくる脳の働き改善や、シワのない肌の維持、メタボ予防まで、すべてに影響を与える大切な存在です。


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血管が弾力を失うと…?

 「血管力」とは一般に、血管壁がしなやかで丈夫、血管内部は正常な厚さに保たれており、血液をスムーズに流すことができる血管の能力のことを指します。血管は細胞とコラーゲンが結びついてできていますが、加齢と共に、身体全体のコラーゲン量が減り、弾力がなくなってくるため、血管壁も当然のように弾力を失います。それが影響して、体内の各器官、そして印象に大きくかかわる肌まで衰えてきます。

 偏った食事や飲酒、喫煙、暴飲暴食、睡眠不足などの生活習慣で、若年層のビジネスパーソンでも血管年齢が老いている可能性は十分にあります。疲れやすい・疲れが取れにくい、肌の不調が気になる……という方は要注意です。血管力も見た目年齢も、加齢だけの問題ではなくなってきているといいます。

 血管は文字通り「管(くだ)」なので、ホースや配管と同じく、外側と内側があります。この両方がキレイに保たれていなければ、血管力は下がりません。血管は体の内部のものなので、毎日摂取する食材・栄養素が、しなやかな血管壁作りに重要な役割を果たします。

 まず、脂分を摂りすぎると、血管の内部には余分な脂質からできたコレステロールがこびりつき、血流が悪くなります。余分なものがこびりつかないよう掃除する役目を果たす野菜・果物類の摂取が少ないと、さらに血管力が下がってしまいます。

 こうなると、イライラや頭痛、集中力の低下、高血圧、肌荒れ、便秘、肥満と、ビジネスパーソンに多い、健康悩みが引き起こされます。そんな状態がもう一段進行し、血管を詰まらせる血栓ができると、メタボ、動脈硬化、脳梗塞と命の危険にまで及んできます。


しなやかできれいな血管は、こう作る!

 血管は毎日食べているもので若返らせることも、丈夫にすることも可能です。ダイエットや体力・集中力アップには「腸の掃除」が大切なように、血管力の向上にも「血管の掃除」が欠かせません。

 つまりは血流をよくする食事法を心掛ければよいのであり、魚介類に含まれるDHAやEPA、野菜や果物に含まれるビタミンA、C、E、そしてネギやタマネギ、ニンニクといった香味野菜に含まれる硫化アリルといった成分がその役目を果たします。

 血管の掃除と同時に、血管壁をしなやかに保つことも大切です。それには肉や魚介類に含まれるコラーゲンと一緒に、鉄分やビタミンCも摂ることが必要。食品から摂れるコラーゲンは、そっくりそのまま人の体を構成するコラーゲンに成り代わってくれるわけではないので、新陳代謝を促すような栄養素にも気を配るようにします。

 これらの栄養素がつねに体内に揃っていると、血管壁と血管内部がキレイに保たれ、心身共に調子がよくなってきます。


血管力アップのための食事

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 ただし、単品で食べているだけでは、その食材が持つパワーが発揮されず、体内で不純物となって逆に血管力を下げてしまう危険性もあります。上記の食材を組み合わせることによって初めて「血管力アップ食」になので、野菜や果物をうまく組み合わせ、健康や体力の基礎となる血管力を上げておきましょう。

(東洋経済オンラインより転記)
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