オルガン曲(3)

 今日聴くトン・コープマンによるオルガン演奏の第3回は以下の3曲です。




パッサカリアとフーガ ハ短調(BWV582)成立年代1710年以前

 比較的初期の作品ですが、名曲として知られています。ペダルが厳かに奏される主題は、フランスの作曲家アンドレ・レゾンからの借用ですが、この旋律が20の変奏の主題となっています。変奏曲の奥義を極めた作品で、無伴奏ヴァイオリンの為のシャコンヌと並び称されるものです。


トッカータとフーガ ヘ長調(BWV540)成立年代1712~17年

 トッカータとフーガという形式では最大の規模を持っています。トッカータとフーガの成立年代はそれぞれ別で、後に1曲にまとめられたものと考えられます。


トッカータとフーガ ニ短調(BWV565)成立年代1700年頃

 BACHの作品では最も有名なものの一つで、アルンシュタット時代の初期に作られたと見られていますが、この作品を伝える筆写譜は18世紀のもので、BACHの鍵盤作品の中に類似したものがないため、偽作説もあります。

 たいへん心地よい響きを持った名曲ですが、減七和音を多用した曲想が少し単調なため、偽作説も頷けます。


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