オルガン曲(4)

 トン・コープマンによるオルガン演奏の第4回は以下の2曲です。




トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調(BWV564)成立年代1713~17年

 トッカータとフーガの間に緩やかな中間楽章を挿入した作品です。イタリア協奏曲の様式を取り入れたもので、ヴィヴァルディの協奏曲の中間楽章を模した、抒情的なアダージョの後に躍動感に満ちたフーガで締めくくられます。


トッカータとフーガ ニ短調 ドリア調(BWV538)成立年代1712~17年

 有名なトッカータとフーガ ニ短調(BWV565)と区別するためにドリア調と呼ばれていますが、教会風というわけではありません。トッカータは主鍵盤で奏される16分音符のモティーフが全体を貫き、副鍵盤との音色の対比を織り込みつつ協奏曲風に展開されます。フーガはゆったりとした息の長い主題に基づき、雄大なポリフォニーが形成されてゆきます。
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