オルガン曲(7)

 今日聴くトン・コープマンによるオルガン演奏の第7回は以下の4曲です。





前奏曲とフーガ ホ短調(BWV 533)成立年代1704年頃

 ディーとリッヒ・ブクステフーデの影響が強い作品で、前奏曲は流麗なパッセージで始まり、フーガは休符を伴ったリズミカルな主題で展開されます。メンデルスゾーンが愛奏したことでも知られます。


前奏曲 イ短調(BWV 569)成立年代1703~04年頃

 初期の作品で、4音からなる動機から楽曲全体を導き出すという論理的な構成ですが、反面、楽想の起伏に乏しくポリフォニー的な展開は見られません。


幻想曲とフーガ ハ短調( BWV 537)成立年代1708~17年

 幻想曲の主題はパへルベル風のオルゲルプンクト(持続低音)を伴っており悲痛で、かつ高貴な気分をたたえています。フーガは決然とした性格を持ち、中間部ではそれとは対象的な半音階的な楽句が現れます。


前奏曲とフーガ ハ長調(BWV 545)成立年代1730年頃

 ヴァイマル時代の旧稿の基づくBACH45歳頃の作品です。ペダルのの奏でるモティーフを主体とした前奏曲は重厚ですが、歌唱的なポリフォニーの典型ともいうべきなめらかな線のフーガが続きます。
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