カロリーオフ食品に潜む危険!

 健康志向の世の中で増える「ヘルシーフード」。しかし、低脂肪・無脂肪ヨーグルトでも、100グラムあたり最大8グラムもの砂糖が含まれる場合もあるなど、ヘルシーをうたいながら実はヘルシーではないという食品が巷にあふれています。



 ヘルシーフードに潜む罠は、低脂肪食品だけでなく、カロリーオフ食品やダイエットドリンクなどにも多く潜んでいます。こうした食品に含まれるのがスクラロースやアスパルテームなどの人工甘味料です。人工甘味料はダイエット食品にもよく使われていますが、空腹感や満腹感を調節するホルモンや神経系のサインを妨害してしまいます。だからダイエット食品を食べる人は、食べすぎてしまう傾向にあり、体が糖分を摂取していると勘違いしてしまうためですが、実際には糖分を摂取していないので、もっと欲してしまうというわけです。

 人工甘味料といえば、カロリーを増やさずに甘さを足すことができるものとして重宝され、数々の食品に含まれています。しかしここ数年、その危険性を訴える声が相次いでいます。

 かつては欧米でも人工甘味料がもてはやされていましたが、今は健康被害の面からむしろ警戒されています。摂取しすぎると腸内フローラのバランスを乱し、肥満や糖尿病のリスクが高まるといわれています。


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 人工甘味料の中で特に危険といわれるのがスクラロース。常習的に摂取すると、白血病や血液がんの発症リスクを上昇させるという研究結果もあるといいます。ローカロリーやゼロカロリーをうたった炭酸飲料、スポーツドリンクやエナジードリンク、ヨーグルト、ドレッシング、シリアルなど数々の食品に含まれています。人工甘味料ではありませんが清涼飲料水によく含まれる、砂糖よりも急激に血糖値を上げる液体状の異性化糖にも注意が必要です。

 ただし、これらを日々の食生活から全て取り除くことは至難の業です。まずはできる範囲から始めるとして、何を注意すべきなのでしょうか。

 原材料欄の最初のほうに、砂糖やブドウ糖(グルコース)、スクロース、果糖(フルクトース)、ブドウ糖果糖液糖などの記載があるものは、糖質が多いのでなるべく控えます。料理で甘みを加える場合には、生ハチミツやメープルシロップなど、自然甘味料を使うのがおすすめです。

 砂糖は恐ろしいことに「老化を最も促進させる」食品の一つといわれます。その老化現象は35歳ごろから始まるとされ、その後加速。血糖値が1デシリットルあたり18ミリグラム上がるごとに、5カ月も老けて見えるという研究結果もあります。つまり、多くの砂糖を含むヘルシーフードには、老化促進の作用もあるということです。

 砂糖はいくつもの方法で肌を老化させますが、その代表的なものが糖化。糖化は若々しい肌のハリと弾力性を保つコラーゲンとエラスチンの生成を低下させてしまいます。また、高血糖により生まれた高インスリン値は、老化促進の要因となる炎症を悪化させる効果もあります。

 肌の若々しさを保つと同時に過剰な脂肪がつくのを防ぐために大切なのは、カロリーではなく血糖値のコントロールを最優先に考えます。高血糖の原因となるのは、砂糖に加え、食パンやパスタなどの精製された炭水化物にあります。

 数ある食べ物の中でも気をつけたいのが、吸収されやすく、血糖値に大きな影響を与える主食です。適量の炭水化物は体にも精神安定のためにも必要。大事なのは、吸収ができるだけ遅い食材を選ぶことです。

 そのキーワードとなるのが、「白より茶」です。白とは精製された炭水化物のことで、食物繊維が少ない分、体に吸収されるスピードはぐんと速くなります。

 一方の茶色はその逆、つまり未精製な分、ビタミンやミネラルも豊富な栄養価の高い炭水化物です。玄米や雑穀など、穀物の茶色い部分が多く残っているものを選ぶようにします。

 玄米などに豊富な食物繊維は、血糖値をコントロールしてくれるだけでなく、腸の掃除にも活躍してくれます。脂肪もつきにくくなりおなかもすっきり、さらに老化も防いでくれます。まずは体への影響力が高い主食から変えてみましょう。

(dot.より要約)
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