abee AFFINITY E101のWindowsアップデート

 ホームシアターと言うと大げさですが、居間にある40型のテレビに、この超小型PCを設置し、FOSTEXの超小型プリメインアンプを用いて、お気に入りのジョーダンワッツ ジャンボ スピーカーを鳴らそうと計画しました。

  セットアップの後にWindows 8.1のアップデートを始めたのはよいのですが、バンドルされているWindows 8.1は、およそ2年以上前のバージョンで、更新の確認が数時間たっても終わりません。理由はCPUの処理能力が低いからです。タスクマネージャーでチェックすると、CPUの使用率が100%を超えたままになっています。


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参考画像


 一般に新規購入のPCは、安定するまでしばらく時間がかかりますが、これは低スペックのPCに顕著です。高性能のCPUでは更新プログラムのチェックに50%使用しても、残りでインターネットの閲覧や一般の作業ができ、知らない間に更新プログラムのダウンロードが終わり、再起動が促されます。

 更新のチェックにCPUを100%使用していると、インターネットはもちろん、PCとして何もすることができません。およそ半日放置しても状態は変わらず、ループしていることも考えられるのでマイクロソフトのフォーラム等で調べると、Windows Updateに時間がかかる問題が発生しているようです。

 Microsoft UpdateカタログにWindows 8.1 for x64-Based Systems 用更新プログラム (KB3172614)が公開されているので、ダウンロードして実行しましたが、このプログラムすら終了しません。

 Windows Updateは一度開始されてしまうと、簡単には中断できません。Updateの自動更新を無効にするには「Winodws10 設定変更ツール WinUpdateSettings」をダウンロードし、レジストリエントリーを追加する必要があります。少し面倒なので、私はタスクマネージャーからリソースモニターを開き、CPUのサービスの中のWindows Update を右クリックで停止しました。しかしこの方法ではPCを起動する度に同じ操作が必要です。

 そこでこの際Windows10にアップグレードすることにしました。Windows10 のアップグレード無償期間は過ぎていますが、「障碍者向け支援技術製品をご利用のお客様向け Windows 10 無償アップグレード」が使えます。登録も必要ありません。これを使えば一気に最新のWindows 10 Anniversary Updateに移行できます。

 事前にLIVAを販売しているリンクスインターナショナル のホームページからパッチを入手しました。

LIVA.png


 アップグレードはダウンロードに約2時間、続いてインストールが始まりますが、90%を超えたあたりでなかなか先に進みません。1%進むのに約1時間かかります。午後1時に始めて夜11時になっても99%で止まったままです。翌朝には終了すると思い、そのまま放置して寝てしまいました。

 ところが翌朝になっても99%のままです。リソースモニターを開いてみると、案の定Windows UpdateでUPUを100%使用しています。そこでこれを右クリックし停止すると、まもなくインストールが終了し、無事にWindows10のアップグレードが完了しました。つまりダウンロードが終わりインストールが始まったら、無線回線を切る必要があったのです。CPUの能力が高ければその必要はありません。インストールに手間取ったのは、AFFINITY E101のせいではなく、相変わらず出来の悪いWindows OSのせいで、Windows Updateを重ねる度に重くなり、使いづらくなります。

 悪戦苦闘の結果セットアップが完了しましたが、このAFFINITY E101はCPUが非力なので、少し動作が鈍いこと以外はとても素晴らしいPCです。起動が速くスイッチを入れると約20秒で立ち上がります。外部電源を使用し、ファンレスなので全く音がしません。消費電力も数ワットなので、スリープを設定して24時間電源を入れっぱなしでも電力消費が気になりません。グラフィックスに関してはメインとして使っている第2世代のCorei5より美しく、文字が鮮明です。厚手のアルミ製の筐体のデザインも素晴らしく、放熱効果にも優れ、筐体が僅かに暖かくなる程度です。

 残念なのはLIVA Xには4GBのメモリーを搭載したモデルもあったのですが、販売価格を抑えるためでしょうか、2GBを採用したことが悔やまれます。しかし使用目的を映画鑑賞とハイレゾで音楽を聴くことに限定すれば、この性能で不足はありません。
 またこの手の超小型PCはほとんどストレージが32GBしかありませんが、AFFINITY E101は64GBを採用しているので余裕があり、e-onkyo music、

mora、OTOTOYなどハイレゾ音源を扱う音楽配信サイトからダウンロードして保存するのに外付けストレージを用意しなくて済みます。

 この商品を企画したabeeには、大手音響メーカー(多分ONKYO)でデジタル圧縮音源の開発に携わった技術者が在籍しているとのことですが、素晴らしい企画が一般の消費者には理解されずに、安値で販売されていることに少し心が痛みます。

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