フルデジタルアンプ NFJ UPA-D152Jを購入

 パソコンを無音化してから、オンボード・オーディオのアナログ出力から、ノイズの影響が少ないUSB-DACに交換しようと模索していましたが、USB-DACヘッドアンプは数万円から数十万円と高価で、隠居老人には手が出せません。

 しかし最近は中国製の安価で評価の高いUSB-DACコンバーターやヘッドフォンアンプがが販売されています。そこでアナログの音とUSB-DACの音を比較するために、NFJ UPA-D152Jを楽天のラクマから3,480円で購入しました。


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 通常はUSB-DACコンバーターからプリメインアンプに入力しますが、このNFJ UPA-D152Jは、テジタル信号をダイレクトにアンプICまで伝送し、ノイズ混入や歪みなどの音質劣化原因を極力排除するよう考慮されたフルデジタル設計で、高音質化を図ったとしています。

 搭載されているUSBバスパワーで動作が可能で、パソコンとUSBで接続してパッシブ・スピーカーをドライブできるパワーアンプが内蔵されています

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 またMCU(マイクロ・コントロールユニット)を搭載し、デジタルアンプICのトーンコントロール・電子ボリューム(32STEP)・ミュート等の調整機能を制御し、設定値の記憶保持も可能です。簡単に言えば電子ボリュームとミュート操作で、スイッチON/OFF時のポップノイズや、ボリューム・コントロールの時に出やすいバリオームやギャングエラーが出なくなります。

 理屈はともかく、従来使っていたオンボード・アナログ出力とUSB出力の音の違いを簡単にレポートします。なお使用したのは愛用しているFontek Research製のコンデンサー型ヘッドフォンminifon A-4です。このヘッドフォンはヘッドフォン出力からではなく、スピーカー出力にカプラー(写真右)を繋いで使用します。


 まだUPA-D152Jのエージングが完全に済んでいませんが、最初の印象は音色に雑味がなく、ヴェールを1枚剥がしたようなスッキリとした音でした。周波数帯域もフラットで、低音域から高音域まで素直に再生されます。 従来使っていたアナログ出力はGIGABYTEのマザーボード搭載されているRealtek ALC889 High Definition Audioで、ノイズの影響もなく大きな不満はありませんでしたが、USB-DACフルデジタルアンプで聴くと、今まで聞こえなかった楽器特有の反響音まで聞き取れます。

 しかし暫く聴くうちに音色が少し刺々しく感じるようになりました。やはり高価なUSB-DACコンバーター+プリメインアンプを使わないと、本当に良い音は出ないのでしょう。

 以上はコンデンサー型ヘッドフォンでの試聴ですが、試しに居間のテレビの下に置いてあるabee AFFINITY E101UPA-D152Jを繋ぎ、Jordan Watts Jumboピーカーを鳴らしてみました。正直この方が相性が良く、Netflixで映画を観ると、会話がこもらず明瞭に聞えます。音楽は、さすがにこのスピーカーでは低音が出ないので、オーケストラには向いていませんが、ヴァイオリンやチェンバロなどの独奏楽器は明瞭に聞えます。

 最後の試みとしてUPA-D152Jヘッドフォン出力からアナログアンプのLine INに繋いでヘッドフォンで聴いてみました。UPA-D12JのUSB-DAC(コンバーター)だけを使うわけです。結論としてこの方法が一番音色も良く、聴きやすいことがわかりました。私はそれほど高価なアンプは使っていませんが、音色が刺々しく感じたのは、UPA-D152J内蔵されているデジタルアンプが原因でした。

 音響機器は、いろいろ聞き比べてみないと、どれが自分の好きな音楽に合っているのか分かりません。やはり安価なUSB-DACアンプNFJ UPA-D152Jはデスクに置く小型スピーカー向きのようです。どんな高価なスピーカーでも、コンデンサー型ヘッドフォンに比べると音がぼやけているので、少し刺々しい音を入力した方が音色が鋭くなり、音が良くなったと錯覚するのでしょう。

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