性教育でも教えない“精子の秘密”

 ある研究結果によると、成人男性の精巣では1秒間に1,500もの精子が作られているといいます。世界の成人男性の人口を仮に30億人と見積もったとすると、日々地球上では天文学的な数の精子が生産されていることになります。



 小・中学校の性教育で習うように、精子はもちろん男性の遺伝情報を運び、女性の卵子と結びついて新しい命を誕生させる生殖細胞としての役割を担っています。しかし、これだけ大量の精子が生産されているにもかかわらず、多くは本来の目的を果たすことがありません。無駄になっている膨大な精子を、なんとか生殖以外の目的に活かすことができないものでしょうか?

 これまで不妊カップル1万組以上の治療に成功してきたというオーストラリア、クイーンズランド州ブリスベンの医師アンドリュー・オア氏によると、精子には生殖以外にもさまざまな効能や活用法があるのだといいます。


精子の秘密1:女性を幸せな気分にする

 カップルの関係が正常であることを前提としたうえで、避妊をしないセックスやオーラルセックスを頻繁にする女性は「鬱」になりにくく、人生の幸福度も高い傾向にあるといいます。

 ニューヨーク州立大学の研究では、精子は女性の体にオキシトシン(幸せホルモン)やプロスタグランジン、セロトニンなどの分泌を促し、健康と免疫システムを整える効果もあることが判明しています。


精子の秘密2:女性の排卵を促す

 近年、精子が男性の遺伝情報を運ぶ以外の役割も果たしていることが判明してきました。カナダ・サスカチュワン大学の研究によると、なんと精子は女性の排卵を促しているといいます。

 セックスの時、女性の愛液と男性の精液(タンパク質)が混ざると、女性の脳に排卵を働きかける信号が生じるようです。


精子の秘密3:優秀な“調味料”である

 たとえ食糧難ではなくても、精子には「食べる価値」があるという驚きの主張も存在します。昨今、欧米では精子を使った料理のレシピを紹介する『自然の収穫:精子をつかったレシピ集』なる書籍まで発売されています。具体的には、精子を入れたプリンやスムージー、カクテルなどの作り方が記載されています。

 ちなみに、著者によると「精子は栄養満点なだけではなく、ワインやチーズのように料理の質感や味を整えるのに最適です。精子の味はとても複雑でダイナミックなのです」とのこと。


精子の秘密4:習慣的な射精は質を高める

 世界保健機関(WHO)の発表によると、1999年の英ケンブリッジ大学の研究により、習慣的な射精が精子の質を高め(活動的にするなど)、前立腺の健康にも良い影響があることが判明しているようです。


精子の秘密5:美容に最適、アンチエイジング効果も

 一部では都市伝説のように囁かれてきましたが、精子が女性の美容に効果的であることが、近年科学的に証明されつつあるようです。精子には亜鉛、ビタミンC、コラーゲン、アミノ酸、プロスタグランジンなどの物質がバランスよく配合されており、不老不死の万能薬「エリクサー」にもっとも近い存在ではないかと語る専門家もいます。

 これに目をつけたノルウェーのBioforskning社が、「Spermine」という精子入り美容クリームを発売しており、老化を20%遅らせることができるといいます。値段は1本約27,000円です。


 これだけ多くの効能があるにもかかわらず、その真価を発揮していない精子が、実にもったいなく思えてきます。もしかすると、精子にはとてつもないビジネスチャンスが眠っているのかもしれません。今後、数々の精子入り商品が当たり前のように店頭に並ぶ日がやってくるかもしれません。

The Daily Mirror bellybelly.com.au、TOCANAより)

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