18のコラール集 2

 今日聴くのはBWV657~BWV662のコラールです。

 

いざやもりびと、神に感謝せよ(BWV657)

 M.リンカルトによって卓上の祈りとして作られたこのコラールは、民衆が世俗的行事においても神に祈りを求める歌でした。BACHはこの曲をパッヘルベル型と呼ばれるコラール編曲をしています。

 イェルーン・デ・ハーンの演奏でお聴きください。

 


 

 

われ神から離れまじ(BWV658)

 原曲はL.ヘルムボルトのコラールで、冒頭のソプラノ旋律はコラールに由来しますが、バスから出る対位動機が全曲を通して殆ど途切れることなく各声部に受け渡させます。これはシュヴァイツァーが「喜びのリズム」と呼んだ音型です。

 ジャック・アマードの演奏です。

 


 

 

いざ来たれ、異邦人の救い主よ(BWV659)

 アンブロシウスのイムヌスをルターがドイツ語に翻訳した、待降節用のコラールです。まずコラールの冒頭旋律が中低音域で前模倣され、その上にまるで暗闇に射し込む一条の光のように、コラールの定旋律が豊かに装飾された形でソプラノに現れます。

 トン・コープマンの演奏でお聴きください。

 


 

 

トリオ「いざ来たれ、異邦人の救い主よ」(BWV660)

 前曲と同じコラールによるこの曲は、定旋律を奏するソプラノと左手とペダルによるバス声部からなる、特異な3声部の曲です。

 ジョン・スコットの演奏です。

 


 

 

いざ来たれ、異邦人の救い主よ(BWV661)

 同じコラールによる第3の編曲です。同じくジョン・スコットの演奏でお聴きください。

 


 

 

いと高きところの神にのみ栄光あれ(BWV662)

 原曲はミサ通常文中のグロリアをもとにN.デーツィウスが作ったコラールです。この歌詞は降誕祭のイメージで解釈され、聖なる静けさ、安らぎと慰めに満ちた作品です。

 ウィリアム・ポーターの演奏でお聴きください。

 



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