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週1時間だけの運動で、 うつ病の発症リスクが12%も低下!

 毎日の適度な運動は身心に良いことは、経験的には誰もが知っている感覚ですが、その事実を再認識させる知見があります。ニューサウスウェールズ大学(オーストラリア)精神医学部准教授のSamuel Harvey氏をはじめとするオーストラリア、ノルウェー、英国の共同研究グループは、強度にかかわらず週1時間だけでも何らかの運動をすると、将来うつ病を発症するリスクが低下する可能性があるとする研究成果を『American Journal of Psychiatry』オンライン版に発表しました。



 共同研究グループは、1984~1997年に精神障害や身体疾患のないノルウエーの健康な成人3万3,908人を対象に実施された「HUNTコホート研究」のデータを分析しました。その結果、約11年間の追跡期間中に7%がうつ病を発症し、9%が不安障害を発症していましたが、研究開始時に強度にかかわらず余暇に運動を定期的にしている人は、うつ病を発症するリスクが低下していました。

 交絡因子(こうらくいんし)を調整して解析した結果、対象者の全員が週1時間以上運動していれば、その後発症したうつ病の12%を予防できたと推定されました。ちなみに交絡因子とは調べようとする因子以外の因子で、病気の発生に影響を与えるもので、この場合、週1時間の運動以外で病気の発症に影響を与える要素になります。

 また、研究開始時に全く運動をしていなかった人は、週に1~2時間運動していた人と比べてうつ病を発症するリスクが44%高く、一方、運動と不安障害リスクとの関連は認められませんでした。ただ、今回の研究では運動時間が2時間を超えると、うつ病リスクの抑制効果は頭打ちとなることから、運動時間が長ければよりリスクが低下するわけではないことも分かりました。

 Harvey氏は「身体的な健康には運動時間が長いほどより多くのメリットが期待できるが、精神的な健康には同様のメリットはない。だが、ウォーキングなどの軽い運動をはじめ、どのような種類の運動も、メンタルヘルスにメリットがある」と強調しています。

 米モンテフィオーレ医療センターのSimon Rego氏は「運動によるうつ病リスクの低減効果は、おそらく複数の機序を介したものと考えられるが、激しい運動でなくても、たった1時間の運動で効果があるのは、運動していない人にとってはハードルが低い」と話しています。


うつ病は、風邪か乗り物酔い。短所ではなく長所。自己成長の証明!

 運動は、血行を促し、ホメオスタシス(生体恒常性)を向上させ、免疫力を強化するので、うつ病のメンタルヘルスを改善します。そのエビデンスを裏付ける知見は数多くあります。

 うつ病は難病に見えますが、難病がゆえの「極私的・心理的な内因」が複雑に絡む場合が少なくありません。たとえば、イジメ体験者なら、劣等意識や屈辱感を吹っ切ろうと、自分に過大な負荷をかけるかもしれません。短所を克服し、長所を認められようと背伸びもします。ところが、現実は重く、自分との葛藤が深まるほかありません。

 環境の急変という外的要因が、負荷に加われば、どうでしょう。就職、降格、転勤、失業、失敗、定年退職のほか、発病、事故、妊娠、出産、養育、子どもの就職・結婚、家庭内の不和・離婚、貧困、税金・相続問題、近親者の死別など、どれもここれも、環境への適応障害の片道切符になりかねない要因ばかりです。しかも、生真面目で責任感が強い。人に好かれ、信頼される。そんな人ほど、なりたい自分となりきれない自分の落差に悩みます。ストレスが嵩じて、心身のバランスを失います。躁状態と抑うつ状態を繰り返す双極性うつ病に陥るのは目に見えています。

 他人の苦しみをあげつらうのは容易い。しかし、完璧や完全を求めすぎない。少しズボラな自分も許す。失敗も成功の一歩と大目に見る。自己肯定感を忘れない。そんなマインドも必要かもしれません。うつ病は、風邪か乗り物酔い。短所ではなく長所。自己成長の証明。そんな風に観念すれば、少しは気が楽になるでしょうか。

(Health Pressより)

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