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ネットのグニャグニャ文字認証、AIが楽々突破

 ネット上の「文字認証」を簡単突破できる人工知能(AI)を、米ベンチャー企業が開発しました。視覚にかかわる脳の機能を再現し、文字の特徴を効率的に学習できるようになったといいます。


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 ネットで会員登録する際などに使われる、グニャグニャとゆがんだ文字が乱雑な背景の上に書かれた文字認証「CAPTCHA(キャプチャ)」は、人間には読み取れても、コンピューターが識別するのは難しいという特徴を応用した仕組みです。

 米ヴァイカリアス社は、人間の脳にある「視覚野」の構造をコンピューターで再現し、画像の「輪郭線」を見つけ出すことで、見たものの中に何があるかを把握できるAIを作りました。

 このAIを使って文字認証を解けるか試したところ、正解率は66%でした。通常、数個つらなったアルファベットや数字を読み取る確率が1%を超えれば、認証は「突破された」とみなされるため、今回の結果は極めて高率だといいます。

 1文字あたり5枚の画像データを学習するだけで、その文字の特徴をつかみました。深層学習と呼ばれる技術を用いたこれまでのAIと比べて、データ量が5万分の1で済んだといいます。同社は「(不正な会員登録を防ぐには)より強固な仕組みが必要だ」としています。

 手書き文字を読み取る精度も高く従来の技術では、790万個のデータを学習して正解率は84・3%だったのに対し、このAIは2万6千個のデータで正解率86・2%に達したといいます。

 AIを研究する国立情報学研究所の市瀬龍太郎准教授は「隠れたものを見つけるのが得意なAIなので、まずは監視カメラなどへの応用が考えられる。まれにしか起きない現象にも柔軟に対応できる可能性がある」と話しています。

(朝日新聞Digital、Scienceより)

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