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2018年からアメリカで自動運転タクシーが初サービスイン!

 数々の自動車メーカーがドライバーを支援する自動運転技術の搭載を競い合っています。しかしまったく運転をまかせっきりにして完全に人間のドライバーなしで走行する自動運転車は、きっとSFの世界の話としか思えないのではないでしょうか? いろいろと実験が進んでいますが、本当にロボットによる操縦のみで走れる車は、さすがにまだ無理だといいわれています。

 ところが撃的なニュースが飛び込んできました。Googleが独自に自動運転ロボットカーの開発に取り組んでいたことは記憶に新しいはずです。現在開発プロジェクトはAlphabetのもとでWaymoが引き継いでいるのですが、なんと2018年から人間のドライバーが乗車しない完全自動操縦のミニバンによるタクシーサービスの開始を発表! 米国アリゾナ州フェニックスでのサービスインがアナウンスされています。




 すでにWaymoはChryslerのPacificaを改良したミニバンタクシーで、ドライバーを乗せないテスト走行を実証しています。Waymoはブログで以下のように述べています。

”これまでは安全のため、万が一のときの操作を行なうテストドライバーが必ず乗車していました。ですがとうとう、だれも運転席にいない状態でスイスイと走る様子を体験できるようになったのです。このまま、あと数か月のテスト走行期間が終了すれば、いよいよ本格的な無人運転タクシーによるサービス提供となるでしょう。いずれは車両数も増やし、あらゆる地域での導入を目指しています”

 Ars Technicaの報道によると、Waymoの新サービスのカギは提供エリアの限定にあるようです。フェニックスには広く整備された道路が多く、ほとんど渋滞もありません。おまけに1年を通じて晴天に恵まれ、悪天候に見舞われることが少ないエリアです。そのなかでもとりわけ走行条件のよい、チャンドラー郊外の南東部に走行エリアを絞ってサービスを提供することで、早期の完全自動操縦車の実現にいたったようです。徹底的にエリア内のマップと道路事情を学習させて、安全に無人運転でもタクシーサービスを提供できるようにしたわけです。

 そこから徐々にフェニックス全域まで走行エリアを広げたり、ほかの都市にもサービスを拡大する方針が示されています。すでに、もっと交通事情の複雑なデトロイトでもWaymoは実験走行をスタートしている模様。自分の住む町に完全自動運転のタクシーがやってくる日もそう遠くはないのかもしれません。

 アリゾナ州には自動運転を厳しく制限する法律がなく、自由にWaymoがテスト走行を進められたという背景がフェニックスでのサービスインに寄与したのでしょう。きっと日本で同じような新サービスを立ち上げようとしても、こうした法規制面での壁をクリアする課題に苦しむことになるのでしょう。このままWaymoの完全自動走行が好評を博すと、身近にも考えざるをえない時代がやってくるのかもしれません。

(GIZMODOより)

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