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ホーキング博士から人類へ 珠玉のアドバイス10選

 先日76歳で亡くなった物理学者のスティーブン・ホーキング博士は、ノーベル賞を授与されたことこそないものの、一般人にも親しみやすく科学を説いた著書『ホーキング、宇宙を語る』により世界で一躍有名になりました。またユーモアのセンスもさえ、さまざまなポップカルチャーでも取り上げられています。

 ホーキングは21歳の若さで筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症しました。余命5年と宣告されたホーキングはその後、医師の予想を超え長生きしただけではなく、生涯最高の研究を完成させるまでに至りました。その知性と生きる熱意は、世界中の人に好奇心の大切さを教えました。ホーキングは、人類の精神の勝利を示す、素晴らしい模範的な存在です。



1. 知性と知能指数(IQ)は違う

 知性は、持って生まれた知能のことではない。知性とは、努力する意思があること、物事が変化することを理解する意識と鋭さを持っていることだ。ホーキングはオックスフォード大学の卒業式で「知性とは、変化に適応できる能力」と述べている。


2. 自分がいかに知識不足かを知る

 より多くを知るほど、自分の知識のなさに気づく、という趣旨の格言は多い。ホーキングは「知識の最大の敵は無知ではなく、知識の幻想だ」と述べている。


3. ブラックホールにも出口はある

 博士の分析は、宇宙だけでなく、人生そのものに応用できることも多い。ストックホルムのスウェーデン王立工科大学での講演で、彼は次のように述べた。

 「ブラックホールは、その名が示すほど暗黒ではない。かつて考えられていたような永遠の牢獄ではないのだ。ブラックホールから外へ抜け出すことも、別の宇宙へと抜けることもできる。自分がブラックホールに捕らわれていると感じていても、諦めてはいけない。出口はある」


4. 失敗は重要

 ホーキングは、自分のことを完璧だとする意見に同意したことはなかった。欠陥を持つことが重要だと信じていたからだ。「失敗したことを誰かに責められたら、それは良いことなのかもしれないと言おう。不完全性がなければ、私もあなたも存在しないはずなのだから」


5. 知性を見せびらかすのは愚かなこと

 英テレビ司会者のピアース・モーガンはホーキングを取材し、ホーキングが世界で最も聡明な人物だと考えている人がいることを指摘。これに賛成か、そうでなければ世界で最も賢いのは誰だと思うかを尋ねられたホーキングは「私は、決してそのようなことを主張しない。自分のIQを自慢するのは敗者のすること」と言った。


6. 好奇心を絶やさない

 ホーキングは貪欲な好奇心を持ち、自分自身を信じていた。彼はシドニーのオペラハウスで、次のように話した。

 「足元を見ず、星空を見上げること。目に見えるものを理解し、宇宙がどのように存在しているのかを考える。好奇心を持とう。人生がどんなにつらく感じても、必ず自分にできること、成功できることがある」


7. 自分の運命は決まっていると考えない

 米紙ニューヨーク・タイムズとの取材で、ホーキングは「私が21歳になったとき、期待値はゼロになった。それからは、何もかもがボーナスだ」と語った。


8. 絶対に諦めない

 ホーキングが克服したことや達成したことは、並大抵のことではなく、インスピレーションにあふれている。病気を物ともせず研究を諦めなかったその姿勢は、粘り強さの模範だ。「人生がどんなにつらく思えても、必ず自分にできること、成功できることがある。諦めないことが重要」とホーキングは語った。


9. 自分を過小評価しない

 ホーキングはニューヨーク・タイムズに対し、次のように述べた。「私は病気の限界を超え、できる限り充実した人生を送ろうと常に努力してきた。世界を旅し、南極から無重力状態まで経験した」


10. 感謝する

 ホーキングが何かを当たり前と考えることはなく、自分の人生や宇宙の運命の責任を持つのは自分自身や人類以外の何者でもないと考えていた。彼は自分の人生、そして宇宙を研究する機会を持てたことに感謝していた。

 「宇宙を創造した人はいないし、私たちの運命を支配する人もいない。こう考えると、私は天国も死後の世界もおそらく存在しないだろうという深い気づきを得た。誰しも人生は一度しかなく、この壮大な宇宙を味わう機会も一度きり。そのため、私は非常に感謝している」


(Forbesより転載)

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