演奏の比較『ブランデンブルク協奏曲 第6番 変ロ長調』 BWV1051

 BACHがケーテンの宮廷学長を勤めていた1721年、ブランデンブルク伯爵クリスティアン・ルートヴィヒに献呈された作品です。第1番から第6番までありますが、3番と6番は独奏楽器群がない協奏曲と言う形式になっています。楽譜もソロとリピエーノ(合奏)に分かれていません。第6番は2本のヴィオラが主導権を持つドッペル コンチェルトの形態になっています。私が大好きなこの6番は、ヴァイオリンや高音の楽器が入っていないので、男っぽい音楽ですがBACHの傑作と評されています。

BWV_1051.png

第1楽章 速度表示なし

第2楽章 アダージョ・マ・ノン・タント

第3楽章 アレグロ


 最初に、シギスヴァルト・クイケン率いるラ・プティットバンドの2011年日本公演の録画でお聴きください。クイケンは復元した楽器、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを演奏しています。日本の赤津眞言も参加しています。





 次にドイツのフライブルク・イム・ブライスガウに本拠を置く古楽器オーケストラ、フライブルク・バロック・オーケストラの動画でお聴きください。



 トン・コープマンの指揮とチェンバロのアムステルダム・バロック・オーケストラは、ヴィオラ・ダ・ガンバはクリストファー・コワンが参加しています。




 ドイツのフルートとリコーダーの名手ハンス·マルティン·リンデが設立したリンデ・コンソート(バロック·オーケストラ)も落ち着いたいい演奏です。



 イル・ジャルディーノ・アルモニコは、1985年にルカ・ピアンカとジョヴァンニ・アントニーニによってミラノで結成されたイタリアの古楽アンサンブルです。



 パブロ・バレッティ指揮、カフェ・ツィマーマンは、相変わらずテンポの速い演奏です。



 この中で好きな演奏を選ぶのは難しいのですが、落ち着いて聴けるのは、トン・コープマンの指揮のアムステルダム・バロック・オーケストラでしょうか。リンデ・コンソートも好きな演奏です。第1楽章は速度指定がないのですが、アレグロモデラートくらいの方が全体のバランスがいいと思います。それぞれテンポが異なり、聴き比べが楽し曲です。
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