アップルが電気自動車に参入!?

 アップルが電気自動車を開発中と伝えられています。WSJ(Wall Street Journal)によると、アップルが秘密裏に、数百人規模の人員をアップル・ブランドの電気自動車の開発に投入。同社はEVメーカー、テスラ・モーターズに加え、他の自動車大手から技術者の引き抜きを始めているといわれます。

 プロジェクトのコードネームは「Titan」で、初期段階のデザインはミニバンのような型をしているとのことです(画像はイメージ)。



 アップルのCEO・ティム・クックが約1年前にプロジェクトを承認。1,000人規模のチームを作ることが許可されており、社内の異なる部門から授業員を集めている、とのことです。

 この情報の信憑性については不明ながら、このところアップルが自動車業界から人材を引き抜いていることは確かなようです。

 前CEO・故スティーブ・ジョブズも自動車の製造に興味を示していたとされており、自動車産業への参入の可能性は十分ありそうです。

 アップルは1年前に電気自動車大手のテスラ・モーターズに買収を提案したという憶測を、The San Francisco Chronicleが報じていました。同紙は、アップルの企業買収部門の責任者であるエイドリアン・ペリカが、テスラのCEO、イーロン・マスクと会談。AppleのCEO、ティム・クックも話し合いに参加した可能性を指摘し、数度に渡って、アップルによるテスラの買収が話し合われたといわれていますが、テスラは否定。アップルは反応していません。

 アップルは、スマートフォン事業の成長率が鈍化する中、腕時計型の端末など身につけるタイプの電子機器やテレビの発売が噂されており、新たな商品分野の開拓が求められています。


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ジョブズ氏の夢はiCarを作ることだった(以下WIRED NEWSより)

 アップル社の取締役でもあるミッキー・ドレクスラー氏が2012年、ニューヨークで開かれたビジネス・カンファレンスで、故スティーブ・ジョブズ氏の生前の夢は、「iCar」を作ることだったと明らかにしています。
 アップル社が自動車のデザインを手掛けるのではないかという噂はかなり以前からありました。数年前に、ドイツの新聞がジョブズ氏とフォルクスワーゲン(VW)のCEO、マーティン・ウィンターコーン氏が会談したと報道。その1年後に、ドイツ国内のVWディーラーが、iPhoneの横に「フォルクスワーゲンコンセプト」の写真を飾っていました。また、ニューヨークタイムズ紙のコラムニストが、ジョブズ氏に向けて「デトロイトを救ってほしい」いう記事を書いたこともありました。

 ドレクスラー氏は「アメリカでは、車の生産コストばかりを考えていて、デザインを軽んじている。もしiCarが実現していれば、車市場の50パーセントはiCarが占めただろう」と語っています。ちなみに、iCar構想がジョブズ氏の亡くなる直前だったのか、それともずいぶん前の話だったのかについては何もコメントしていませんが、ジョブズ氏が生前、iCarのデザインをしたことはなかったそうです。しかし、この話が完全にお蔵入りしたというわけではなく、今後アップルが車のデザインをする日が来ると予想もされていました。


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アップル、自動運転技術の開発に着手 (以下日経Webより)

 アップルは車を自動運転する技術の開発に入ったといわれます。自動運転車の将来の普及を視野に自動車メーカーへの技術提供を軸に商機を探っています。インターネット検索最大手の米グーグルはすでに自動運転車の試作品を完成させました。米国のIT(情報技術)大手や日欧の自動車メーカーによる技術開発競争が激しくなりそうです。

 アップルは独ダイムラーなど欧州の自動車大手から自動運転技術の専門家を引き抜いて技術開発に入ったそうです。カメラやレーダーを装着した車の走行実験を始めるなど初期段階の研究にとりかかっています。

 創業者のスティーブ・ジョブズ氏が存命だった2000年代半ば頃から、アップルは自動車分野への本格参入の機会をうかがってきました。13年には米電気自動車(EV)メーカー、テスラモーターズとの協業を探ったとされています。

 まずは自動運転技術の実用化によって自動車メーカーへの技術提供をめざし、工業デザイン力を生かした運転席や内装、車体設計など10年単位で長期的に商機を模索していくことになりそうです。

 アップルは自動車内の情報システムとスマートフォン(スマホ)との連携を高めたサービスの提供を始めています。ドアの開閉やエンジン起動をスマホで遠隔操作する特許など自動車関連の知的財産も増やしています。

 アップルは工場を持たず、製品の大半を台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業に生産委託しています。ホンハイはEVを製造する方針を明らかにしており、自動運転車で協業する可能性もあります。

 自動運転技術などの新分野は幹部や優秀な技術者の引き抜き防止にもつながります。著名な工業デザイナーで製品・サービス開発を率いるジョニー・アイブ上級副社長は自動車好きで知られ、自動車大手など他社の引き抜きの動きが絶えません。


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 以上の情報を総合すると、アップルは自社工場は持たずに、自動車のデザインと機能を開発し、スマホと同様、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業などに生産委託し、世界に販売するという壮大な計画が見えてきます。テスラモーターズはゼロからスタートして今や電気自動車の大手になったわけですから、アップルの資本力があれば、電気自動車の製造販売は難しいことではありません。

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