Light Phoneは、アンチ・スマートフォン

 Light Phoneは現存するあらゆる携帯電話の逆で、小さくて薄く、充電は20日間持続し、文字通り電話をかけて受けることしかできませんが、プラトン理想主義的究極の通信デバイスです。

 クレジットカードサイズの携帯電話で厚さは4mm、重さはたったの38.5グラム。機能は通話と時計表示に絞られており、それ以外の機能はできる限り削ぎ取られています。できることといえば、10件番号を登録して短縮で呼び出せることくらいです。ただ、ひとつ注目するべきなのは、既存の番号にかかってきた電話をこのデバイスで受取ることができることで、子機のような役割を果たすことができます。SIMカードを入れて電話をかけるだけですが、懐中電灯にもなります。



 制作者のJoe HollierとKaiwei Tangは、ニューヨークで行われたGoogleの30週間インキュベーターでこれを作りました。二人ともデザイン経験を持ち、Kaiweiは携帯電話にも関わったことがあります。

 「これを作り始めた理由は、真の幸せとは存在することであるとわかったからだ。それはセネカ以来あまりにも多くの賢人が書いていることだ。今や一日のあまりに多くの部分をつながって画面を見つめて過ごしていて、あまりに多くの場面で存在を失っている。われわれはLight Phoneを、人が自分の〈つながり度〉のバランスを見つける方法として作った。二度とつながるべきでない、と言っているのではない。ひと休みすることがあらゆる意味で非常に健康的であるというだけだ」といいます。


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 ゴールは、究極的には、電話機をできるだけ使わないこと。Light Phoneには500分のプリペイド通話時間が含まれ、USB経由で充電しますが、取り出して通話をしたらすぐしまうという使い方をして欲しいと彼らは言います。出荷目標は2016年5月ですが、この端末はあまりにも素朴(いい意味で)なので、二度と買い換える必要がありません。


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「この電話機を新機種に買い換える必要はまずないだろう」とHollierは言います。「このプロジェクトでわれわれが言いたかったこと。テクノロジーは毎日の生活を本当に幸せにするのか?テクノロジーに反抗するつもりはないが、もう一度人間を第一に考え、長い目で見て生活を良くするテクノロジーが何かを見直すべきだと思う。Light Phoneがその全部に答えるわけではないが、これはそのための会話の第一歩であり、われわれは他にも数多くのアイデアを持っている」と述べています。

 今は「Kickstarter」で資金を調達中で、日本から予約して購入する場合、価格は送料を含めて130ドル(約16,000円)ほどです。ミニマルなモバイル生活を送るには、丁度いいアイテムかも知れません。

(Mail Online、Tech Crunch、TABI LABOより)
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