クリスティーネ・ショルンスハイム

 ドイツの女流鍵盤奏者ショルンスハイムは、グスタフ・レオンハルト、トン・コープマンなどのマスタークラスでその実力を認められ、さまざまな音楽祭よりチェンバロ奏者として、またフォルテピアノ奏者として招かれています。ライプツィヒの音楽芸術大学のチェンバロ学科とフォルテピアノ学科の教授に任命され、「古楽」研究の発展に大いに貢献しました。2002年からミュンヘンの音楽芸術大学のチェンバロ学科の教授に就任し、現在に至っています。


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 バロック音楽演奏の第一人者として地位を確立しており、16世紀から19世紀の文献楽譜の研究者としても知られています。その演奏は、常に「生き生きした演奏、誤りの無いテクニック、高い音楽性」と高く評価されています。


 最初にゴールドベルク変奏曲(BWV988)から第1曲のアリアをお聴きください。

グスタフ・レオンハルトの影響も感じられる僅かにアゴーギクのある演奏です。



 次に7つのトッカータの中から華麗でさそうとした趣を持つニ長調(BWV912)を演奏会の動画でお聴きください。BACH20歳頃の作品です。




 チェンバロ協奏曲第1番(BWV1052)は1990年代にマックス・ポンマー指揮ニュー・ライプツィヒ・バッハ・コレギウム・ムジクムと共演して録音されましたが、素晴らしい演奏です。



 同じ曲をオルガン協奏曲として演奏したものがあります。そのわけは第1楽章がカンタータ「われら多くの苦しみをへて」(BWV146)のシンフォニア、第3楽章がカンタータ「われは信頼を置けり」(BWV188)のシンフニアに転用された際にオルガンがソロパートを受け持っているからです。



  ショルンスハイムは平均律クラヴィーア曲集やインヴェンションとシンフォニアは録音していますが、6つのパルティータの録音がないのが残念です。
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