元Appleエンジニアが食材を見分けて調理する「スマートオーブン」を開発

 シリコンヴァレーで輝かしい業績を残した異才たちのあらたな挑戦は、「スマートなオーブンをつくる」ことです。外見から機能デザイン、使い勝手までとことん計算しつくされたこのオーブンは、わたしたちのキッチンをどう変えていくのでしょうか。

 「ジューン・インテリジェント・オーブン」はただのオーブンではありません。その機能や装置を駆使すれば、失敗なしで三ツ星レストランのシェフが作るような料理を作ることができます。


00-top.jpg


 その外見は大型オーヴントースターといったところで、七面鳥の丸焼きもできそうです。大型のガラスドアで内部が見やすく、カーボンファイバーの加熱部品と対流ファンのおかげで普通のオーヴンよりずっと早く、均一に加熱調理ができます。美しく、シンプルで、ボタンも仰々しいファンもありません。
 開発に1年半を費やした「ジューン・オーブン」は滑らかなデザインで、内部の調理スペースを最大限に活かせるよう幅広です。扉窓には一体型のタッチパネルが搭載され、5インチの美しいディスプレーは誰でも簡単に使えます。



 驚くことはデュアルサラウンド対流技術と、瞬時に起動する炭素繊維発熱体によって好物を熟練の技で調理してくれます。ステーキやチキン、クッキーやケーキ、トースト、ロースト、ロブスター。何でもこなせる頼もしい存在です。

 高解像度カメラが食材をのぞき込み、素材を特定します。例えば、半分にスライスしたベーグルが上向きか下向きかを「見る」ことができるこのオーブンなら、自動で外はカリカリ、中はふわふわの焼き上がりにしてくれます。

 さらに、オーブン上部にはキッチン量りが内蔵されていて、食材の重さを測って調理時間を決定し、中心温度はプローブ温度計が測ります。

 これ以外にも、搭載されたさまざまなセンサーのデータを「Tegra K1」チップで稼働するCUDA並列計算プラットフォームに構築された機械知能アルゴリズムが処理して、完璧な焼き加減を実現します。


p38yOuRTJZIT1rElbJwq6ECfOE8R8OowhB.png


 さらに、このオーブンは、ソフトウエア・アップデートを無線で受信して、どんどんスマートになっていきます。これまで作った料理をベースに、好みも学習し、好きな設定で、好みの火の通り具合の料理が、ワンタッチででき上がります。

 このオーブンは「セット・アンド・フォゲット(設定したら、あとはお任せ)」という使い方ができる一方で、自分のタブレットとつなぐこともできます。スマートフォンやタブレットに高鮮明度のライブ映像を流してくれるので、クッキーに焼き色がついたり、ケーキが膨らんだりする過程を端末上で見られます。焼き上がりと同時に手持ちのモバイル端末に通知してもらうことも可能です。

 現在、出荷および使用は米国のみ対応です。

(Wired、Nvidia、Gigazineより)

スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する