Windows10 の便利な機能

 Windows 10がリリースされた7月29日、1日かけてアップグレードを済ませ、翌日より使い始めました。先週は7日目にして大幅なCumulative Updateが公開され、昨日も数多くのアップデートが実施されました。これからも随時配信される見込みです。

 今日までおよそ2週間使ってみてWindows 最後のOSにふさわしく、確実に進化していることが分かってきました。言い換えればWindows95から20年を経て Windowsがやっと完成に近づいたとも言えます。

 そこで今まで使ってみて分かった便利な新機能を簡単にまとめてみます。

スタート画面のカスタマイズ


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 Windows 8ではデスクトップにタブレットやスマホと同様なタイルを採用し、スタートメニューを廃止したため、スタートメニューに慣れていたWindows 7ユーザーの不評を買ってしまいました。しかしデスコトップに置かれたショートカットは、時代遅れで決して美しいとはいえません。やむなくWindows 10ではスタートメニューを復活させましたが、私はタイルが気に入っているので、下図のようにカスタマイズしました。デスクトップに置かれたショートカットは、ゴミ箱以外全て削除し、今ではすべてのアプリケーションや機能はこの画面から起動しています。いわばタブレット的な使い方です。


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 タブレットモードに設定しても良いのですが、タイルのサイズが大きすぎて、ピン留めする数が制限されてしまいます。またサイズを小にすると、タイトルが消えてしまいます。カスタマイズした画面を起動時の画面として固定できないので、スタートボタンまたはウインドウズキーを押して表示させます。

「設定」の特定のセクションをピン留めする

 Windowsのユーザーならご存知のように、設定を変更したい項目がある場合は普通「コントロールパネル」を開きます。ただし、Windows 10では、こうした設定事項の多くがスタートメニューの「アプリ」部分に表示される「設定」画面に移されました。設定画面はスタートメニューでもより目立つ場所に置かれていて、必要な項目を見つけやすくなっています。従来のコントロールパネルも並存しています。

 しかし重要なのは、設定画面の中から好きなセクションを抜き出してスタートメニューにピン留めする機能が新たに加わったことです。例えばWindows Updateに素早くアクセスできるショートカットが、以下のステップで作成できます。


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 スタートメニューで「設定」を開き、「更新とセキュリティー」をクリックして「Windows Update」を右クリック。「スタートにピン留め」をクリックすれば新たにタイルが作成されます。(カスタマイズした画面の右下2つ目のタイル)

 これで、スタートメニューからワンクリックで設定内のWindows Updateセクションにジャンプできます。このピン留め機能を使えば、日常的に行う設定作業がずっと楽になるはずです。

スタートメニューに「ごみ箱」のピン留めが可能

 設定の各項目だけでなく、Windows 10では「ごみ箱」をスタートメニューにピン留めすることもできます。これまでのWindowsではごみ箱のショートカット作成には裏技的なテクニックが必要でした。



 Windows 10ではデスクトップの「ごみ箱」アイコンの右クリックメニューから、「スタート画面にピン留めする」を選べば、完了です。(カスタマイズした画面の左下のタイル)

 しかし「ごみ箱」を空にするには、デスクトップの「ごみ箱」を右クリックして空にしたほうが素早く作業できます。タイルにピン留めした「ごみ箱」を右クリックしてしても空にはできません。クリックしてエクスプローラー画面で処理することになります。

新しいストレージ分析機能でハードドライブをクリーンアップ

 パソコンを使っていると、ハードディスクに溜まったいらないファイルを洗い出すために、ディスクスペース分析ソフトが必要になります。これまで、こうした分析はサードパーティのアプリに頼るしかありませんでした。

 ところがWindows 10では、ストレージ分析ソフトが最初から内蔵されています。


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 スタートメニューで「設定」を開き、「システム」をクリックして「ストレージ」を開いたら、分析したいドライブPC(C:)を選べば、分析が始まり、タイプ別のファイルリストと、カテゴリーごとのストレージ使用容量、格納されているファイルの容量順に並べられたフォルダリストが表示されます。サードパーティのディスクスペース分析ソフト「WinDirStat」などを使わなくても、手軽に使えるので普段はこれで十分だと思います。

スタートメニューからほぼ全てのアプリがアンインストール可能


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 これまでのバージョンでは、Windowsマシンからアプリをアンインストールするには、コントロールパネルの「プログラムのアンインストール」を開いてからアプリを探してアンインストールしたのですが、これからは、スタートメニューで任意のアプリを右クリックして「アンインストール」を選ぶだけで削除できるようになりました。従来型のデスクトップアプリと新たに導入されたいわゆる「モダン」アプリのどちらでも、この方法で削除可能です。スタートメニューからアプリの名前を検索するか、スタートメニューの一番下の「すべてのアプリ」をクリックして、アプリの一覧を表示させて削除が可能です。使い勝手が大変よくなりました。

便利に使えるキーボードショートカットが追加

 ショートカットをもっと便利にするには、新たなショートカットを増やすしかありません。Windows 10にはたくさんの新機能が追加されていますから、当然ながらこれを活用するショートカットも増えています。以前からの定番もほとんどは使えますが、ここでは新たに加わったショートカットがあります。

●Win+Tab:すべての仮想デスクトップを一覧表示。

●Win+QまたはWin+S: 音声認識アシスタント『Cortana』を起動。

●Win+I:Windows 10の設定を開く。

●Win+A:通知センターを開く。

●Win+Ctrl+D:仮想デスクトップの新規作成。

●Win+Ctrl+F4:今開いている仮想デスクトップを閉じる。

●Win+Ctrl+[左矢印/右矢印]:仮想デスクトップを切り替える。

 Microsoftの「TechNet」ではさらに多くのショートカットが紹介されています。Windows 10の新機能で使いたいものがあれば、そのキーボードショートカットがどこかに用意されているかもしれません。探してみてください。

通知トレイの「クイックアクション」をカスタマイズ


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 Windows 10で新たに導入された「アクションセンター」は、アプリからユーザーに送られる通知をまとめて把握するのに便利な場所です。ここには、よく使う機能を手軽に選択できるよう一カ所にまとめた「クイックアクション」も表示されます。クイックアクションでは位置情報サービスのオンオフや、思いついたアイデアを書き留めるために「Microsoft OneNote」を起動する、VPN設定に接続する、あるいは設定画面そのものを開く、といった操作が可能です。

 利用可能なクイックアクションの項目は、ユーザーが使うシステムによって変わってきますが、設定でカスタマイズも可能です。やり方は、スタートメニューで「クイックアクション」を検索し、この欄に表示したいオプションを選ぶだけです。

コルタナはまだ使えない

 Windows 10の新機能として期待していた「コルタナ」ですが、現在の日本語環境では利用できません。今後のアップデートで対応するそうです。


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 コルタナは起動すると最初に「なんとお呼びすればいいでしょうか?」と聞いてきたり、「歌を歌って」と話しかける本当に歌ってくれたり、天気予報やフライトデータの確認や、声でアプリを起動できるだけではなく、ユーザーが親しみを感じるユーモアを備えているといいます。パソコンと対話ができるので、楽しみです。

 次回は新ブラウザーEdgeとGoogle Chromeの比較やそれぞれの機能、長所と短所をなどをレポートしてみたいと思います。
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