注目の"抗疲労"食材! 夏の疲れをいやす、積極的に摂るべきものとは?

 お盆休み明けで夏も後半戦を迎えると、いよいよ疲れが目立ってきます。特に女性は、冷房による冷えや、汗による肌のべたつきやあせも、紫外線による肌荒れ、夏バテ、暑さによる不眠と、あらゆる不調がどっと押し寄せてきて、肉体的にも精神的にも、疲れを感じていることでしょう。

 そんなときには「スタミナ食を!」といきたいところですが、夏バテ気味で食欲がわかないこともあります。手軽に夏の疲労に打ち勝つ食材が、注目を集めています。それは、「鶏のむね肉」です。



 鶏のむね肉は、脂肪分も少なくヘルシーといわれ、サラダなどに合う、もともと女性に人気の高い肉ですが、実は、この肉に豊富に含まれている「イミダペプチド」という成分に、「抗疲労効果」があることが判明しています。つまり、疲労解消が期待できる食材、というわけです。

 現在、疲れに打ち勝つための「抗疲労」の研究が進められていますが、そのなかで発見されたのが、「イミダペプチド」です。

イミダペプチドが、なぜ疲れに効くのか?

 そもそも人が疲れるのは、どのようなメカニズムによるのでしょうか? 日本予防医学によれば、「ストレスや過度の身体活動が原因で『活性酸素』が大量発生することにより、体内のバランスが乱れ、細胞機能が低下する」からだといいます。疲労の原因の一つが、「活性酸素」です。疲労を解消するには、この活性酸素を除去して、酸化ストレス状態を抑えることがポイントになります。

 そこで役立つのが「抗酸化物質」です。抗酸化物質とは、体内で起きた酸化、つまり「サビた状態」を通常の状態に戻す働きをもち、なかでも注目されたのが、長時間運動し続けられる動物の骨格筋中に含まれる「イミダゾールジペプチド(イミダペプチド)」です。


 このイミダペプチドは、渡り鳥など、特に鳥類の翼の付け根の部分に多く含まれるといいます。そんなイミダペプチドを含んだ最も身近な食材として「鶏むね肉」が注目されたのです。ほかにも、まぐろやかつおなどの赤身の魚にも含まれているます。

鶏むね肉はスープでとるのがベスト

 鶏むね肉のイミダペプチドを最も効率的に摂取するには、じっくり煮込んだスープがいいといわれています。約30分煮込むと、イミダペプチドがスープに抽出されるからです。


鶏むね肉ときのこのスープサラダ


 もちろん、チキンサラダやチキン南蛮、チキンのトマト煮込みなど、一般的な鶏むね肉料理でも疲労回復効果は期待できます。外食の弁当やランチで、鶏むね肉スープや料理があれば、ぜひ選ぶようにします。

夏の終わりから意識して食べよう

 ただし、注意したいのは、即効性が期待できない点です。複数の実験結果によれば、イミダペプチドは約2週間摂取し続けてはじめて、疲労感が減少する効果が出るといいます。体調を崩しやすい夏の終わりから食べ始めれば、ちょうど夏の疲労解消効果が期待できそうです。

 夏の疲れを感じている今こそ、抗疲労食材を試して、元気に秋を迎えたいものです。

(Health Pressより、画像、レシピを追加編集)


鶏むね肉ときのこのスープサラダのレシピ


材料 4人分

鶏むね肉 1枚(斜めそぎ切り)

玉ねぎ 1/2個(薄切り)

まいたけ 1パック(小房にわける)

しいたけ 4枚(斜め半分に切る)

エリンギ 1パック(薄切り)

トマトの水煮缶 1/2缶

にんじん 1/2本(ピーラーで薄切り)

大根 1/4本(ピーラーで薄切り)

レタス 1/2個(短冊切り)

ベビーリーフ  1袋

【スープ】

ブイヨン 600ml コショー 適量

作り方

【1】鍋にブイヨンを入れて温め、鶏肉と玉ねぎ、きのこを入れて煮ます。トマトを加えて塩、コショーで味を調えます。

【2】器ににんじん、大根、レタス、ベビーリーフを散らし、【1】のスープを注ぎ、ジェノベーゼソースをかけます。

(S&B食品のHPより)
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