わが魂よ、主を讃えよ(BWV69a)

 今日聴くのは三位一体主日後第12主日、1723.8.15ライプツィヒ初演された初年度カンタータですが、後にライプツィヒ市参事会員交代式に転用されました。

 冒頭の合唱からトランペットやティンパニその他管楽器総出演の豪華編成で、祝祭気分を盛り上げる華やかなカンタータです。


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 当日の福音書の章句は、耳が聞こえず、口のきけない人をイエスがエッファタ(開け)と言って癒し、人々がイエスを褒め讃えたことを語ります。これは福音書の章句「我々は1人では何もできないが、神が我々に力を与え、霊に仕える資格を得た」と深く結びついています。BACHは主への力強い賛歌を歌います。


 トン・コープマン指揮、アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団、ルート・ツィーザク(S)、エリザベス・フォン・マグナス(A)、ポール・アグニュー(T)、クラウス・メルテンス(B)の演奏でお聴きください。





1.合唱

「わたしの魂よ、主をたたえよ。

 主の御計らいを何ひとつ忘れてはならない。」

2.レチタティーヴォ(ソプラノ)

神の御計らいのなんと大きなこと。

神はわれらを光に会わせ、

なおも養われる。

そもそも造られたもので、

扶養を欠くものがどこにあるだろう。

よく見なさい、わが霊よ、

全能の隠しがたい跡を、

それは小さなことの内にも真の大きさを示す。

ああ、至高の方よ、どうかわたしに、

あなたにふさわしい感謝の歌を捧げさせてください。

しかしたとえわたしにその力が欠けていても、

主よ、わたしはあなたの名誉を語り伝えましょう。

3.アリア(テノール)

わが魂よ、

さあ、物語りなさい、

神がお前に示されたことを。

  その奇跡の御業を褒め称え、

  神の御心にかなう歌を

  喜びの唇から発しよう。

4.レチタティーヴォ(アルト)

もしわたしが来しかたを回想し、

わが神、あなたが幼少から

ただ今まで

わたしにしてくださったことを考えると、

主よ、わたしは、あなたの奇跡の御業を、

星の数ほども数えられません。

あなたがわたしの魂に

あなたの愛を休まれているときでさえ、

あらゆるときにくださるお恵みに対して、

充分な感謝を捧げることもできません。

あなたを賛美し誉めたたえるには

わが口は弱く、舌は沈黙します。

ああ、どうかわたしの近くに来て

力強く「エッファタ」

(恵み深く「しかり」)と言ってください。

そうすればわたしの口も開き満腟の感謝を述べましょう。

5.アリア(バス)

わたしを購い、養うお方、

常にわたしを守り、見張っていてください。

十字架と受難において、わたしの傍らに立ってください、

それならばわたしの口は喜びをもって歌います、

神は全てのことを艮くなさったと。

6.合唱

神の御業はすべて善くなされる。

わたしはそれを堅く信じよう。

険しい道を行くわたしを

辛苦と死と悲惨が追い立てるかもしれないが、

神はわたしを

まったく父のように

その御腕に支えてくださる。

    だからわたしは神の支配に委ねるのだ。

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