医者がストライキを起こすと死亡率が半減する!?

 いまだに大病院などで問題になっている"3時間待ちの3分診療"。患者の中には、たとえ診察時に医者が一度も目を見て話さなかったとしても、「有名な先生に見てもらった」と満足している人もいるようです。

 また、どんなに診察時間が短くても「医者は難しい国家試験を突破した医療のプロフェッショナル。言うことに間違いはないはずだから、きちんと聞くべきだ」と考えている人も多いと言います。

 たった3分の診察で、どこまで判断できるのでしょうか。身体は一人ひとり異なっているため、医者は経験と数値の平均値などから診断を導き出すしかありません。患者の健康を助ける医療の専門家といえども、万能の神ではないのです。

 一方、海外では"本来命を救うはずの医療行為には命を奪う可能性がある"ということを暗に示す出来事が起こっています。


new_docpatarnarism.jpg


 1973年、イスラエルで医者がストライキを決行した時、1カ月の期間中、診察を受けた患者は通常の6万5000人から大幅に減って7000人ほどになりました。その間死亡率はなんと半減したとい言います。

 1976年に南米コロンビアで52日間のストライキが起こった時には、救急医療以外の医療はいっさい行われませんでした。それにもかかわらず、このストの期間中に死亡率が35%も低下したそうです。

 同年、米国ロサンゼルスでも医者のストライキが起き、死亡率は18%低下。通常時に比べ手術件数は60%少なく、スト終了後医療機関が再開すると、死亡率は18%上がり、以前と同じ水準に戻ったと言います。

 診察を受けられないという状況であったのに、なぜ死亡率が減ったのでしょうか。その理由として、手術件数のほかに薬の処方量(投与数)の減少が考えられます。つまり、これは手術や薬を含めた医療行為全体に死亡率を高めるリスクがあり、言い換えれば医療によって命を落とすリスクが高くなるということです。

夕張市のドクターが説く、”医療崩壊”のススメ

 市の財政破綻により市立病院が無くなり、街から救急病院が消えた夕張市。高齢化率45%のなか悲惨な現実が待ち受けるかと思われましたが、結果はその真逆でした。 死亡率、医療費、救急車の搬送回数、全てが下がったマジックの背景を、夕張市立診療所で院長を勤めた森田洋之氏が明かしました。



医者にまかせきりにせず、自分の身体は自分で守る

 医者は必要ないということではなく、どんな権威があるといわれている医者であっても、こうしたリスクをゼロにはできません。「大きな病院、有名な医者、よく耳にする薬だから安心」と過信せず、提供された医療が自分自身に合うかどうかは、自分にしかわからないはずです。

 残念なことに、"医療界が病気をつくっている"という現実は少なからずあります。それを避けるためには何をしたらよいのでしょうか。患者には、病院で処方される薬、治療の詳細内容、治療リスクなどについて、知る権利があり責任もあり、"自分の身体の専門家"である自分自身が、治療のメリットとデメリットをしっかり把握してから、医者の指示に従うかどうか、薬を服用するかどうかの最終判断を行うべきです。

 医者や薬剤師はボランティアではなく職業であり、当然ながら自分の生活を守る必要があります。もちろん医療従事者にとって患者が健康になるのは喜ばしいことですが、その一方で経営のためには利益も考えなくてはなりません。悪く言えば患者が減っては経営が成り立ちません。

 医療はサービス業であり患者はそのサービスの消費者です。賢く消費するために、無駄買いなどせずに自分の目で"商品"を見極めることが重要になります。そのためには日常、医療関係の情報を収集し、ある程度の知識を身につけることも必要です。
(Health Pressを基に編集)

参考資料:勘三郎は無残に医者たちに殺された

スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する