Windows10の高度な回復ツールで”回復ドライブ”を作成する

 以前「Windows10にアップグレードしたユーザーはシステムのクラッシュに注意!」と言うブログを書きましたが、この時の情報は「ITmedia」に掲載された記事を基に作成しました。

 記事の内容は「無償のアップグレード期間は1年間なので、もし1年以上経ってから障害が発生して、例えばディスクが壊れてシステムが起動しなくなったら、そのときはどうなるのか?」という疑問から書かれた記事でした。


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 その後の情報でその心配がないことが「Microsoft コミュニティ」で判明したので追記しておきましたが、システムイメージの作成とは別に、Windows 8から採用された高度な回復ツールを使って、USBメモリに回復ドライブを作る方法があります。これを使うとUSBからいつでもWindows10が再セットアップできます。

 ただし回復ドライブで復元できるのは、初期状態です。後から入れたソフトや音楽、写真、動画、ドキュメントなどの個人ファイルは一切残りません。


回復ドライブの作成

 まずは準備として、8GB以上のUSBメモリーを用意します。PCによってはさらに必要になる場合もあるかもしれないので16GB以上にしておくと安心です。

 USBメモリーをPCに挿したら検索ボックスに“回復”と入力します。“高度な回復ツール”が表示されるので、回復ドライブの作成をクリックします


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 回復ドライブの作成をクリックすると「このアプリがPCに変更を加えることを許可しましますか?」と聞いてくるので「はい」をクリックします。


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 ”回復パーティションをPCから回復ドライブにコピーします”にチェックを入れて次へ


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 使用可能なドライブ:USBメモリーを確認して次へ作成をクリック。


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 システムの内容がUSBメモリーにコピーされます。SSDとUSB3.0であれば10~20分程度。HDDとUSB2.0の場合は1時間程度かかります。


回復ドライブを使ってPCを復元する

 HDDがクラッシュした場合、パソコンのHDDを取り外し、新しいHDDまたはSSDと交換します。次に作成した回復ドライブのUSBメモリーをPCに挿し、電源をONにします。起動時にF12キーやF10キー、Escキーを押す場合が多いですが、これはPCによって異なります。BIOSの設定で起動ドライブをUSBメモリーに指定する方法もあります。USBメモリーから起動できれば、Windows 10の回復ドライブでのセットアップが始まります。最初に言語の選択。ここはMicrosoft IMEを選択し次に日本語を選択します。

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オプションの選択画面になるので、“トラブルシューティング”を選択。


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 トラブルシューティング画面で”PCを初期状態に戻す”を選択。


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 “目的のオペレーティングシステムを選んでください”と表示されるので、Windows 10を選びます。このあとファイルが削除されるといった警告が出るので、そのまま“次へ。パーティションの分割について聞かれますが、とくにこだわりがないなら“いいえ、これまでのパーティションをそのまま使います”を選択。

“PCを初期状態に戻す”“ファイルの削除のみ行なう”を選択。


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 回復 ボタンをクリックすると、回復作業(セットアップ)が始まります。“PCを初期状態に戻しています”→”Windowsをインストールしています”と表示されるので、ひたすら待ちます。無事に初期状態に戻ると、ライセンス条項画面になりますが、セットアップ中のプロダクトキーは不要です。プロダクトキー入力欄はスキップします。インストール終了後に自動認証されます。


ライセンスの認証は?

 回復ドライブからインストールされたWindows 10のライセンス認証は、回復ドライブにプロダクトキーが含まれているので、インストールされるとそのプロダクトキーも一緒に設定され、正規のライセンスとして認証されます。入力の必要はなとのこと。但しデバイスのハードウェアの構成を変更した場合は (例えば、マザーボードの交換など)、そのデバイスの Windows の再認証が必要になります。

(Microsoft コミュニティより)

 私はまだ回復ドライブを使ってPCの復元は行っていませんが、USBメモリーで回復ドライブを作成しておけば、いつHDDがクラッシュしても安心です。緊急用にHDDを用意してありますが、クラッシュした時にはSSDに交換する予定です。

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