スマホに息を吹きこむだけで、ガンや糖尿病を発見!

 イスラエル工科大学のHossam Haick教授が、スマホと組み合わせて使うことで様々な病気を検知出来る小型のデバイスを開発しています。

 ちなみに、呼気から疾病を検知できる機器自体はすでにあります。しかし、より小型化を進めているのが、特筆すべき点です。これが実現すれば、携帯可能なデバイスに息を吹きかけるだけで様々な病気や、ガンなどの腫瘍も早期発見できるようになるといいます。



 「The SNIFFPHONE」はアルコール検知器のように利用でき、安価に病気を認識できる新しいデバイスです。呼吸に含まれている分子を認識し、情報化してスマホへと送信します。

 すでに680万ドル(約8億5000万円)もの投資を受け、製品化へと開発が進められています。小さく、安く、わずかな電力で病気を早期発見でき、途上国への普及も期待されています。


ガンは体臭にでる!?


85singo_shutterstock_223873720.jpg


 「CNN」の記事では、同様に臭いによるガンの発見法を研究しているフィンランド・タンペレ大学の、Dr. Niku Oksalaのコメントが掲載されています。

 「人の体臭にはガン特有の臭いがあらわれます。そして、その臭いを元に、ガンの有無を判断することは比較的簡単ですが、その臭いの構成パターンを数値に変換することがとても難しい」

 実際、過去には犬の嗅覚に頼ったガンの早期発見法が話題になることもありましたが、ガンの種類を特定できないなど実用的ではない部分も多かったそうです。

 「The SNIFFPHONE」を開発したHossam Haick教授は、2006年にも肺がんを検知できる装置「NaNose」を実用化しています。チューブに息を吹き込むだけで、その臭いを構成している分子構造を分析し、数値化できます。ちなみに肺ガンを検知できる確率は90%だそうです。その実績も、今回のプロジェクトへと高い期待が寄せられる要因の1つです。


今後は、あらゆる病気がスマホで確認できるようになる?


85singo_shutterstock_220478947.jpg


 このシステムの開発が進めば、ガンだけではなく様々な病気が感知できるようになります。例えば、英「Owlstone」社で開発されているデバイスでは、将来的に糖尿病や結核を早期発見できるようになるといいいます。

 近年はウェアラブルデバイスによって、脈拍や体温を計測することができるようになり、簡易的な健康診断を行うことも可能になってきました。しかし、近い将来には各個人がもっと手軽な方法で、あらゆる病気をチェックし、知ることができるようになるかもしれません。

(TABILABOより転載)
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する