ミサ曲ト短調(BWV235)

 日曜日の今日も先週に引き続き小ミサ曲を聴くことにします。ミサ曲ト短調は4つのミサ曲の中で最も大規模な作品ですが、このミサ曲も以前作曲された教会カンタータからの転用で構成されています。この曲の成立年代も1730年末頃です。


1225thavsh92.jpg


 転用された原曲は以下の通りです。

・キリエ:カンタータBWV102の第1曲合唱

・グローリア:カンタータBWV72の第1曲合唱

・グラツィアス・アジムス:カンタータBWV187のアリア第4番

・ドミネ・フィリ:BWV187のアリア第3番

・クイ・トリス・ペッカータ:BWV187のアリア第4番

・クム・サンクトス・スピリトゥ:BWV17の第1曲合唱


 今日の演奏はヴィオラ・ダ・ガンバ奏者として名高いフィリップ・ピエルロ が1980年にベルギーで創設したリチェルカーレ・コンソートです。歌手はマリア・ケオハネ(S)、アンナ・ザンダー(A)、カルロス・メーナ(CT)、ハンス=イェルク・マンメル(T)、ステファン・マクラウド(B)のOVPPで素晴らしい演奏です。2009年の録音です。




ミサ曲ト短調(BWV235)


1.キリエ(合唱)

Kyrie eleison  主よ、憐れみたまえ、

Christe eleison  キリストよ、憐れみたまえ、

Kyrie eleison  主よ、憐れみたまえ。

2.グローリア(合唱)

Gloria in excelsis Deo,   いと高きところには神に栄光。

et in terra pax   地には

hominibus bonae voluntatis。 み心にかなう人々に平和。

Laudamus te, benedicimus te,  われは汝を誉め、汝を讃え、

Adoramus te, glorificamus te. 汝を拝し、汝を賛美したてまつる。

3.グラーツィアス(アリア)バス

Gratias agimus tibi 主の大いなる栄光のゆえに、

propter magnam gloriamyuam. 感謝したてまつます。

Domine Deus, Rex coelestis, 神なる主、天の王

Deus Pater omnipotens. 全能の父なる神よ。

4.ドミネ・フィリ(アリア)アルト

Domine Fili unigenite  主なる御ひとり子イエス・キリストよ、

Domine Deus, Agnus Dei,  神なる主、神の小羊、

Filius Patris.  父の御子よ。

5.クィ・トッリス(アリア)テノール

Qui tollis peccata mundi, 世の罪を除きたもう主よ、

suscipe deprecationem nostrum. 我らをあわれみたまえ。

Qui sedes ad dexteram Patris, 世の罪を除きたもう主よ、

miserere nobis.    我らの願いを聞き入れたまえ。

Quoniam tu solus sanctus, 主のみ聖なり、

Tu solus Dominus, 主のみ王なり、

Tu solus altissimus 主のみいと高し、

Jesu Christe. イエスキリストよ。

6. クム・サンクトス・スピリトゥ(合唱)

Cum Sancto Spiritu  あなたは聖霊とともに

in gloria Dei Patris,  父なる神の栄光のうちにあらんことを。

    Amen.   アーメン。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する