がんリスクを下げる? 5つの食べもの

 がんを防ぐ究極の食べ物は、今のところ見つかっていいませんが、がん予防の鍵となるのは、栄養価の高い食品をバランス良く食べることです。

 なかでも、ここで紹介する5つの食品は効果が高いと考えられています。健康にいいだけでなく美味しい食べ物ばかりです。ぜひ毎日の食事に取り入れましょう。


芽キャベツ、ケール、カリフラワーなど


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 「カリフラワーなどアブラナ科の野菜は、結腸がんのリスクを減らす可能性がある」とシアトルのフレッド・ハッチンソンがん研究センター・がん予防プログラム副部門長ジョアンナ・ランペ博士は述べています。消化する時に生成されるイソチオシアネートと呼ばれる化合物が、がん細胞が自滅するよう働きかけたり、発がん物質の処理や除去を助けたりするそうです。


コーヒー


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 コーヒーは、脳腫瘍や口腔がん、咽頭がんのリスクを減らす可能性があると言われていますが、それは抗酸化物質とポリフェノールに層状効果によるものだと考えられています。学術誌「Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention」に掲載された研究では、1日に5杯以上のコーヒーまたは紅茶を飲むと、グリオーマや脳腫瘍の発生リスクが減る可能性があることが明らかになりました。

 また別の学術誌「American Journal of Epidemiology」に掲載された研究によれば、1日に4杯以上のコーヒーを飲む人は、飲まないもしくは時々飲む人と比較して口腔がんや咽頭がんのリスクが49%低いことが観察されました。


ギリシャヨーグルトやカッテージチーズ、スムージー


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 キーワードはカルシウムです。牛乳やヨーグルトにはカルシウムがたくさん含まれています。医学誌「アナルズ・オブ・インターナル・メディシン」に掲載された約20万人の女性を対象とした研究では、食事やサプリメントで多くのカルシウムを摂取する女性は、結腸がん発生のリスクが30%低かったといいます。

 また、別の研究でも、1日に800〜1000mgのカルシウムを摂取する女性の結腸がんリスクは、1日に400〜500mgの女性と比較して約28%低かったそうです。

 カルシウムにどんな抗がん作用があるのか専門家たちも正確にはわかっていませんが、1つの可能性としては、細胞分裂が制御不能になるのを防止する可能性が指摘されています。ただし、カルシウムの大量摂取は前立腺がんのリスクを増加させる可能性もあるので、男性は気をつけた方がよさそうです。


イタリア料理や地中海料理


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 昔ながらのイタリア料理や地中海料理にたくさん使われるニンニクに、抗がん作用があると考えられています。ニンニクががんを予防するというと、迷信のように聞こえるかもしれなません。しかし研究で、ニンニクやタマネギなど、ネギ属の野菜をたくさん摂取すると、胃がんや結腸がん、腸がん、膵臓がんさらには頭頸部がんのリスクが減る可能性が示されています(がんの原因物質生成を抑止する効果があると考えられています)。

 どれくらいの量を摂取すれば効果があるのかはわかっていませんが、世界保健機関のガイドラインによると、1日1片から始めるのが良いそうです。それで多いと感じる場合は、ニンニクをすりおろし、熱を加える前の段階で野菜炒めに加えます。次第に慣れていくでしょう。


トマト


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 医学誌「Journal of the National Cancer Institute」に掲載された研究によると、トマトやトマト製品(ソースやペーストなど)をたくさん摂取すると、肺がんや胃がん、さらに膵臓がん、結腸がん、直腸がん、食道がん、口腔がん、乳がん、頸がんのリスクを押し下げる可能性があります。

 アメリカ・イリノイ州立大学の食品科学・人間栄養学部でトマトの研究をしているジョン・アードマン博士は、抗酸化作用を持つリコピンが最も効果的な成分ですが、それ以外にも抗がん作用をもつ成分が含まれていると話します。アードマン博士は週に2〜4個の摂取を勧めています。

(The Huffington Post より転載)
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