ディエゴ・ファソリス & イ・バロッキスティ

 ディエゴ・ファソリスはスイス生まれのオルガンニストで指揮者です。チューリッヒ音楽学校で作曲家でありオルガン奏者でもあるハンス・フォーレンヴァイダーに学び、イタリアのクレモナで古楽をオルガニストのミカエル・ラドゥレスクに教えを受けました。1998年からイアタリアのバロックアンサンブル、イ・バロッキスティの指揮者を務めています。


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 また、1995年スイスにも古楽アンサンブル・ヴァニタスを設立し、BACHのカンタータの演奏も手がけています。

 ファソリスの演奏は、ドイツ的構築と伝統的で普遍性を持ちつつスピード感があり、常に新鮮な印象を与え続けてています。


 最初にブランデンブルク協奏曲第3番ト長調(BWV1048)を演奏の録画でお聴きください。特に第3楽章は、今まで聴いたことのない鮮烈ともいえるアクセントとテンポの速い演奏に少し驚くかもしれません。



 トリオ・コンチェルトともいわれるフルート、ヴァイオリン、チェンバロのための協奏曲イ短調(BWV1044)は、速いテンポと強烈なアクセントが印象的です。



 管弦楽組曲第2番ロ短調(BWV1067)は動画を見ながらお聴きください。チェンバロを演奏しながらの指揮は、トン・コープマンの乗り乗り感とは対照的なキビキビした演奏です。



 オランダ中心の古楽演奏を聴いてきた感覚からすると、ファソリスの演奏スタイルはアゴーギクはもちろん、強弱以外のアーティキュレーションさえも拒絶するように思えます。メンバーの演奏テクニックも含めて素晴らしい演奏なのですが、なぜか聴く方も緊張感を強いられているようで長時間聴いていると少し疲れます。

 次の動画でブランデンブルク協奏曲が全曲聴けます。


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