トマトで善玉コレステロールが増える!

 トマトに含まれる赤い色素成分「リコピン」は、抗酸化作用など健康に役立つさまざまな働きが知られています。そのリコピンに、善玉コレステロールを増やす働きもあることが、力ゴメ株式会社によって確認されました。


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コレステロールは善玉と悪玉のバランスが重要

 人間ドックなどで高コレステロールを指摘される人の割合は年々増えており、今や3人に1人だといいます。コレステロールが増えすぎると動脈硬化を進め、心筋梗塞などにつながるので注意が必要です。

 コレステロールというと「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロール値ばかりを気にしがちですが、近年は動脈硬化のリスクを知る指標として、「LH比(動脈硬化指数)」という、LDLコレステロール値とHDL(善玉)コレステロール値の比率が注目されてきています。

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 コレステロールは、体を作る原料となる大切な栄養素で、コレステロールを全身の細胞へ運ぶのがLDLコレステロール、細胞で使い切れず余ったコレステロールを回収するのがHDLコレステロール。重要なのは、悪玉(LDL)と善玉(HDL)の適切なバランスで、高コレステロールの人は、LH比の分子となる悪玉(LDL)コレステロールを減らしつつ、分母となる善玉(HDL)コレステロールを増やし、LH比を小さくすることが大切です。


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 LH比は2.0未満が一つの目安と考えられ、2.0以上になると動脈硬化が始まるといわれています。

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リコピンに善玉コレステロールを増やす働き

 LH比を適切なバランスに近づけるには、悪玉(LDL)コレステロールを減らすか、善玉(HDL)コレステロールを増やすことが考えられます。

 悪玉を減らすには、継続的な運動のほか、肝臓でコレステロールをつくる材料となる飽和脂肪酸・トランス脂肪酸を多く含む食品(脂肪の多い肉やマーガリン・ショートニングなど)を控え、不飽和脂肪酸を含む食品(青魚など)や食物繊維を積極的にとるなど、食生活上でさまざまな対策をします。一方、善玉(HDL)コレステロールを増やすには、有酸素運動や肥満の改善などが有効といわれていますが、食生活の改善で善玉を増やすのは簡単ではないとされていました。

 カゴメが注目したのはトマトに含まれる「リコピン」という成分で、世界中のリコピン研究を検証し、リコピンに血中の善玉(HDL)コレステロールを増やす働きがあることを確認しました。複数の論文から総合的に判断し、トマト由来のリコピンを1日当たり15mg、8週間以上摂取することで善玉を増やす作用が期待できると結論づけました。リコピン15mgというと、トマトの種類や大きさにもよりますが市販の生食用トマト約1.8個分に相当します。

 研究の一つは、平均45.5歳の健康なイスラエル人98名を対象にしたもので、1日にトマト(トマトソース、トマトジュース、生トマト)300gを8週間継続してとったグループの摂取前と摂取後を比較したところ、血中の善玉(HDL)コレステロール濃度が15%上がっていました。

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 リコピンといえば、活性酸素に対抗する抗酸化作用など、健康面での効果がこれまでも知られていましが、善玉(HDL)コレステロールを増やす働きもあることが改めて確かめられました。


トマトは朝食に食べるのがベスト!

 力ゴメがラットを使ったリコビンの吸収実験を行ったところ、「朝トマト」が吸収率が一番高いことが分かったそうです。体内の栄養成分の消化吸収や代謝には、1 日のうちで吸収が高い時間帯と低い時間帯に分かれます。「リコビン調査」では、朝の摂取が一番リコピンの吸収量が多いことが判明しました。

 カゴメは、リコピンを多く含む食品として「カゴメトマトジュース」を機能性表示食品として2月2日に発売しました。また手軽にリコピンがとれるサプリメント「リコピン コレステファイン」も機能性表示食品として通信販売限定で新発売しました。

 コレステロールが気になる人は、気軽にできる新しい対策の一つとして、トマトの「リコピン」パワーを取り入れてみるのもいいかも知れません。

(日経Gooday、力ゴメ株式会社HPより)
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