スコット・ロス

 1989年6月13日にわずか38歳で、エイズのため夭折したスコット・ロスは、フランスとカナダを中心に活躍した米国生まれのチェンバロ、オルガン奏者です。その演奏は、古楽演奏にありがちな演奏効果や学術志向にとらわれることなく、音楽の生き生きとした本質に迫るもので、圧倒的な技術によって裏付けされた演奏は大きな魅力です。


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 1951年の3月1日にアメリカ合衆国ピッツバーグに生まれ、6歳のときにピアノを習い始め、1964年に渡仏し、親兄弟と離れてニースのコンセルヴァトワールに入学し、オルガンをルネ・サオルジャン、チャンバロをユゲット・グレミー=ショーリアックに学びました。卒業後は、パリ国立高等音楽院に進み、1971年、ブリュージュ国際チェンバロ・コンクールで優勝しました。
 BACHの全曲録音は果たせませんでしたが、ゴルトベルク変奏曲、平均律クラヴィーア曲集第1巻、第2巻、6つのパルティータなどの名演奏が残されています。


 ゴールドベルク変奏曲ト長調(BWV988)1988年録音



 6つのパルティータ(BWV 825-830)



 平均律クラヴィーア曲集第1巻( BWV 846 - 869)



 平均律クラヴィーア曲集第2巻( BWV 870-893)




 全部連続で聴くと6時間以上になります。PCで作業をしながらバックに流して聴くのも良いかもしれません。
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