ロサンゼルスの交通事情

 5月12日から約1週間ロサンゼルスの個人旅行をしてきました。アメリカの中でも特にロサンゼルスの生活には車は必需品です。例えば大型ショッピングセンターに行っても、足で各ブースを回ったら1日ががりになってしまいます。駐車場を車で移動しながら買い物をする必要があります。日本のモールとは規模が違います。


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デルアモ・ファッションセンター

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 私が滞在したトーランスには、ウエストベイ最大のデルアモ・ファッションセンターがあり、半日ではその一部しか見られませんでした。それも通路を歩くだけで店に入って商品を見る余裕もありませんでした。

 また繁華街に行かないと街中では歩行者を殆ど見かけません。しかし公園などに行くと多くの人が散策などをしています。つまり自宅から歩いて目的地には行かず、車で目的地の駐車場に車を停め、ショッピングやウォーキングなどをします。


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公園のファーマーズ・マーケット(otesfyさんのブログから借用)


 レンタカーで一般道やフリーウエイを走って一番感じることは車のスピードです。フリーウエイでは通常75マイルで走行しています。換算すると丁度120kmです。それ以下のスピードで走ると、左右からどんどん追い越されます。合流した時は一気に加速します。エコ運転などする余裕はありません。これは一般道でも同じです。速度制限はあるものの、およそプラス10マイルで走行しています。低速走行をすると取り締まりの対象になります。

 つまりアメリカでは低速トルクが強く、急加速できる車が必要なのです。これに該当する車は、日本ではスポーツタイプの車しかありません。


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フォード・フォーカス(クリスタル・コーブにて)


 私はレンタカーでコンパクトカーのフォード・フォーカスを借りましたが、日本車で比較すると新型のスバルB4とほぼ同じサイズ。エンジンはターボチャージャー付きの1.5リッターで180馬力です。当然燃費はあまり良くありません。フリーウエイでもリッター8km程度です。

 また現在では昔のようなフルサイズカーは殆ど見かけません。コンパクトカーまたはミッドサイズカーがほとんどです。プリウスも時々見かけますが、あまりにも小さく、貧相に見えます。ヒュンダイの方が堂々としています。

 日本ではトヨタやホンダの車がアメリカでも人気があるように報道されていますが、走っている日本車は年式が古く、アウディやヒュンダイの方が目立ちます。

 また日本ではミニバンが人気ですが、アメリカでは4ドアセダンが主流です。スバルやマツダもよく売れていると言われますが、ニッチな市場のみでロサンゼルスでは殆ど見かけません。

 電気自動車のテスラが人気でかなり多く見かけます。もちろんロデオドライブ周辺に行けばランボルギーニやポルシェが日常の足のように走っています。

 5年ぶりにアメリカに行って、車の進化は眼を見張るものがあります。最初に戸惑ったのは、夜間走行用のヘッドライトのスイッチがないことです。つまり暗くなれば自然に点灯するのでスイッチが不要なのです。

 またトランクルームには鍵穴がありません。車内にもトランクオープナーのレバーがありません。キーにオープンボタンがあり、ボタンを押すとトランクが勢いよく開きます。少し離れてスイッチを押さないと顔をぶつけてしまいます。この方式の優れたところは、トランク内の荷物の盗難が防止できることです。もちろんバールでこじ開けられれば別ですが、何が入っているのかわからないのに、そこまでやる窃盗はありません。ミニバンやワゴンタイプよりも4ドアセダンが多い理由は、このあたりにあるのかもしれません。
 以上アメリカで感じたことは、日本は依然として車の後進国だということです。日本の車が優れているという認識が間違いであることに気付かされました。

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