エンシェント室内管弦楽団

 1973年にチェンバロ奏者で指揮者のクリストファー・ホグウッドによって創設された、伝統のあるイギリスのオリジナル楽器のオーケストラです。18世紀から19世紀初頭の音楽までを古楽器で演奏することを目的とし、モーツァルトの交響曲全集や、ベートーヴェンの交響曲全集の録音が名高いのですが、古典派だけでなく、ヴィヴァルディやテレマン、バッハ、などのバロック音楽も録音しています。


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 2006年にチェンバロ奏者のリチャード・エガーが音楽監督に任命され、ホグウッドは名誉音楽監督でしたが、一昨年に亡くなりました。


 始めにリチャード・エガーのチェンバロと指揮で、2011年の演奏会の録画でカンタータの、されど同じ安息日の夕べに(BWV42)第1曲、シンフォニアをお聴きください。



 ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調(BWV1048)はリチャード・エガーのチェンバロと指揮で2009年録音のCDですが、評価の高い演奏です。




 同じ曲をホグウッドの指揮で聴き比べてみてください。1984年の録音ですが、なぜかA=440の標準ピッチで演奏しています。古楽演奏の研究が進み技術的にも新録音の方が優れていると思います。



 バロック・ヴァイオリンのアンドリュー・マンゼは、現在イングリッシュ・コンサートの音楽監督ですが、以前はエンシェント室内管弦楽団の准音楽監督でした。当時の演奏会の録画でヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調(BWV1042)が聴けます。演奏会なので許せるのですが、かなりアレンジした独奏です。



 最後に現代のチェンバロの名手、クリストフ・ルセとクリストファー・ホグウッドによる2台のチェンバロのための協奏曲第1番 ハ短調 (BWV1060)をお聴きください。この曲は復元されたオーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調(BWV1060R)としてもよく演奏されます。1992年発売のCDだと思いますが美しい演奏です。


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