フライドポテトの「残念な事実」早死にリスクが2倍に!

 体に悪いと分かっていても、おいしくて大好きだという人が多いフライドポテトに関する残念な事実がまた一つ明らかになりました。長年にわたって食べ続けると、早死するリスクが高まるといいます。

 米臨床栄養学会誌(American Journal of Clinical Nutrition)電子版に発表された研究結果によると、油で揚げたじゃがいもには形状に関わらず(フレンチフライやハッシュドポテトなど)全て、健康への悪影響または死亡リスクがあることが確認されました。油で揚げる以外の調理法で摂取したじゃがいもに同様のリスクはないと見られることから、問題は「揚げること」にあると考えられています。


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 米、英、イタリア、スペインの研究者らからなるチームは、調査開始時の年齢が45~79歳の男女4400人の食習慣と健康状態を8年間にわたり追跡調査。この期間中に死亡した調査対象者は236人でした。チームは調査対象者の体重や活動レベルなど、研究結果の信頼性に影響を及ぼすノイズと考え得る要因(潜在的交絡因子)については調整を行い、その上で今回の結論を導き出しています。


因果関係は不明

 研究では、じゃがいもを多く食べること自体が健康に悪影響を及ぼすとの結果は確認されませんでした。ところが、油で揚げたじゃがいもを週に2回以上食べていた人は、死亡リスクが2倍程度にまで高まっていました。当然ながら、研究結果が示すのは一つの相関関係にすぎません。つまり、フライドポテトを食べることが死亡につながっていたと考えることはできません。ただ、フライドポテトと死亡リスクとの関連性が示されたということは、それを説明する何らかの要因は存在するはずです。しかしそれに関する調査のためのランダム化比較試験の実施は、非倫理的だと考えられます。調査対象者にフライドポテトをもっと食べるよう促した上で死亡リスクを評価することは、倫理的に不可能だからです。


原因はトランス脂肪酸か

 フライドポテトと死亡リスクには確実に関連性があるのだとすれば、そのリスクを高めていると考えられる要因は何なのでしょうか?可能性として考えられるのは、フライドポテトに含まれるトランス脂肪酸の量です。トランス脂肪酸は、健康に深刻な害をもたらすとされています。あるいは、塩の量が関わっているのかもしれなません(塩の摂取量と心疾患リスクとの関連性については、再び議論が高まっている)。または、「ドミノ効果」によるものかもしれません。「フライドポテトの摂取量が多いことは、肥満や高血圧、糖尿病など、(心疾患の)主要なリスク要因でもあるその他の慢性病のリスクを高めることになり得る」との指摘もあります。

 一方、フライドポテトには化学物質のアクリルアミドが含まれています。ポテトチップスや揚げすぎ、焼きすぎで焦げた食品に多く含まれるものです。動物実験で発がん性の疑いがあるとの結果が示されており、人体にも同様の影響があると考えられています。そのため米食品医薬品局(FDA)も英政府も、アクリルアミドの摂取量を控えるよう国民に呼び掛けています。

 じゃがいもには、まだ分からないことが多く、健康に良くもあり、悪くもあります。でんぷん質が多い高血糖食品であり、循環器・代謝疾患のリスクを高めますが、一方では食物繊維と水分、その他の栄養素も多く含んでいます。

 何がフライドポテトのリスクをそれほどに高めているのか、この点に関する研究は継続中です。今のところは、体に悪くてもたまには食べたい「時々のお楽しみ」にとどめておくのが賢明かもしれません。

(Forbesより)

スマホ中毒で「手根管症候群」に!

 スマートフォンの長時間使用が原因で、指が変形したり、痛みや痺れを覚えた場合の俗称を「テキストサム損傷(text thumb injury)」といいいます。親指(thumb)に象徴させるのは、欧米特有の傾向でゲーム機やスマホは両手で持って左右の親指で文字入力する利用者が多いので、このような名称になりました。



「手根管症候群」のリスクが高まる可能性

 香港の大学生48人を被験者とするWhite氏らの研究解析によれば、スマホやタブレット端末やゲーム機などの携帯用電子デバイスを長時間使用した場合、手指に痛みや痺れをもたらす「手根管症候群」のリスクが高まる可能性が示唆されました。

 この手根管は、文字どおり手の付け根部分に存在し、骨と靭帯に囲まれた狭くて硬い通路を指しています。そこには指の曲げを可能にする「腱」や、前腕から手のひらまでを巡っていくつかの指に感覚を与える「正中神経」が走行しています。この神経が長時間操作などで頻繁に圧迫された場合、手指の疼痛や痺れ、握力低下や時には刺すような痛みに襲われるといいます。

 これらの症状を総称して「手根管症候群」と呼んでいますが、はたして携帯デバイス類の日常的な使いすぎが、どの程度まで関連しているものなのでしょうか?


日本の男子高校生は平均4.1時間、女子高校生は7時間

 White氏ら研究班は被験者48名の人選に際し、半数を「1日あたりの端末使用時間が平均5時間以上」のヘビーユーザー層に絞りました。対する残り半数層はいうまでもなく、同「5時間未満」の一般ユーザー層を抽出して比較検証を行ないました。

 ちなみに1213人の高校生を対象とした「デジタルアーツ」(2015年1月調べ)の集計によれば、「男子高校生の1日当たりの平均スマホ使用時間は4.1時間」、「女子高校生のほうが7時間」という大きな開きがありました。

 注目の比較検証の結果ですが、1日操作5時間超えのヘビーユーザー層の場合、それ未満の利用組に比べて理学的検査において「陽性」となる割合が高く、前者の学生は「自己評価」の質問票(首や肩、背中や肘、手首および手の疼痛、または不快感などを訊いた)上でも症状の自覚が高かったといいます。

 研究では手首部分の超音波検査や、手根管症候群かどうかを見分けるファレンテスト (Phalen maneuver)も行なわれました。結果、5時間超えのヘビーユーザー層では「正中神経の断面積が有意に大きい傾向」が読み取れ、「携帯機器の使用時間が長いほど手首および手の疼痛が強くて長時間続く特徴」も認められました。

 『Muscle and Nerve』(オンライン版)に掲載された今回の報告は、「スマホの使いすぎ」が原因で「手根管症候群」を発症することを証明するものではありません。だが、しかし携帯型端末特有の操作で必要とされるクリックやスワイプ、タップやスクロール、あるいはプレスといった指の動作が日常的にくり返されることによって、正中神経が膨張したり圧迫されたりするのではないかと考えられます。


背筋は伸ばし、手首も真っすぐに!

 うつ向いた姿勢のままでスマホを長時間操作することで(本来はカーブしているはずの)首が真っすぐに変形してしまうことを「ストレートネック」と呼びます。その症状の大半の人が「猫背」だといわれ、頭痛や肩凝り、吐き気やめまい、手の痺れなどを訴える点も共通しています。さらに悪化した場合、手の痛みばかりか脱力をも起こしかねず、階段が降りにくくなるなどの日常生活に支障をきたしたりします。もし、シャツのボタンが上手く止められないなどの症状がみられたら要注意です。

 この首のストレート現象とは対照的に、手首のほうは「ストレート」を意識しようと前出・White氏は最後にこうアドバイスしています。手根管症候群リスクをできるだけ抑えるためには、携帯型端末類の操作時はできる限り、手首を真っすぐにしておくといいといいます。 背筋は伸ばし、手首も真っすぐに! スマホ操作の正しい姿勢の習慣を身に着けましょう。

(Health Pressより)

アウディが世界初の自動運転「レベル3」を実現

 アウディは、スペイン・バルセロナで現地時間7月11日に開催した「アウディサミット」の中で、市販車として世界初となる「レベル3」自動運転を採用した新型アウディ『A8』を初公開し、2018年以降段階的に「パーキングパイロット」「ガレージパイロット」「トラフィックジャムパイロット」などの自律運転機能を市販車に採用していくことを明らかにしました。



 新型A8の最大の目玉は、独自のAI技術に基づいた、市販車として世界初となる「レベル3」自動運転機能です。「トラフィックジャムパイロット」と呼ばれるこの機能は、「中央分離帯のある比較的混雑した高速道路を60km/h以下で走行しているとき、ドライバーに代わって運転操作を引き受ける」もの。条件は限定的ですが、これを満たす場合はクルマ側に操縦を任せた自動運転状態となります。

 発進、加速、減速はもちろん、ハンドル操作もおこなう上、ハンドルから手を離した状態で走り続けることが可能です。アウディは「その国の法律で許されていれば、車載のテレビを視聴するなど、運転以外の行為を行うことも可能」と説明しています。また、システム側の機能が限界に達した場合は、ドライバーに運転操作をおこなうよう通知されます。


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 これを実現するのは、様々な車載センサーからの情報を統合する「セントラルドライバーアシスタンスコントローラー(zFAS)」です。レーダーセンサー、フロントカメラ、超音波センサーのほか、自動車分野として初めて採用されたというレーザースキャナーから送られるデータをzFASに集約することで、クルマ周辺の立体モデルを瞬時に算出することができるといいます。クルマの周囲に何があるか、何が起きているかをクルマが立体的にとらえることができるというわけです。zFASには、NVIDIA、Infineon、Alteraの高性能チップや、Mobileyeのプロセッサーなどを組み合わせ、拡張性も高いといいます。

 アウディは「トラフィックジャムパイロット」の導入については、「各国における 法的枠組みを明らかにし、各々の市場におけるシステムの適用とテストが必要」として、それぞれの市場での「承認手続きの範囲とそのタイムスケールを世界中で遵守」した上で段階的に市販モデルに採用していくとコメントしています。

(Response、日経Webより)

ゼロカロリー飲料の合成甘味料は、脳腫瘍・脳卒中・認知症リスク増大の可能性

 「ゼロカロリー」や「低カロリー」をうたった缶コーヒー、スポーツドリンク、コーラ、乳飲料、ノンアルコールビールなどの飲料が各種売り出されており、ダイエットのためにそれらを買って飲んでいる人も多いでしょう。そんな人たちにとってショッキングな研究成果が、4月に発表されました。

発表したのは、米ボストン大学の研究グループです。同グループによると、合成甘味料の入ったダイエット飲料を飲む習慣のある人は、飲まない人に比べて脳卒中や認知症になる可能性が約3倍高いといいます。



 同グループは、マサチューセッツ州のフラミンガムという町で、住民の健康について継続的に調べていますが、脳卒中は45歳以上の男女2888人、認知症は60歳以上の男女1484人を対象に、10年以内に脳卒中になった97人と認知症になった81人について、食生活などとの関連を分析しました。

その結果、合成甘味料入りのダイエット飲料を1日に1回以上飲んでいた人は、まったく飲まない人より脳卒中や認知症になる確率が約3倍も高かったそうです。

 この研究では、砂糖入り飲料を飲んでいる人についても調べられましたが、それによる目立った影響は認められませんでした。

 同グループによると、合成甘味料の摂取が発症リスクを高めているのか、発症しやすい体質や生活習慣の人がダイエット飲料を飲んでいるのかは、不明だといいます。ちなみに、この研究結果は、アメリカの心臓協会の専門誌に発表されました。


合成甘味料の危険性

 現在、アメリカや日本で広く飲料に使われている合成甘味料は3種類あります。アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムK(カリウム)です。

 アスパルテームは、アミノ酸の一種のL-フェニルアラニンとL-アスパラギン酸、劇物のメチルアルコールを結合させてつくったもので、砂糖の180~220倍の甘みがあります。アメリカでは1981年に、日本では1983年に添加物としての使用が認められました。しかし、アメリカでは1990年代後半に複数の研究者によって、アスパルテームが脳腫瘍を起こす可能性のあることが指摘されました。スクラロースは、ショ糖の3つの水酸基(-OH)を塩素(Cl)に置き換えたもので、砂糖の約600倍の甘みがあります。日本では1999年に添加物としての使用が認められました。アメリカではそれよりも前に使用が認められています。

 スクラロースは、悪名高い「有機塩素化合物」の一種です。有機塩素化合物は、農薬のDDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン)やBHC(ベンゼンヘキサクロリド)、地下水汚染を起こしているトリクロロエチレンやテトラクロロエチレン、猛毒のダイオキシンなど、すべてが毒性物質といっても過言ではありません。

 ただし、スクラロースが、DDTやダイオキシンなどと同様の毒性を持っているというわけではありません。それでも、妊娠したウサギに体重1kgあたり0.7gのスクラロースを強制的に食べさせた実験では、下痢を起こし、それに伴う体重減少が見られ、死亡や流産が一部で確認されています。

 アセスルファムKは、砂糖の約200倍の甘みがあるとされる化学合成物質で、日本では2000年に添加物としての使用が認められました。アメリカではそれよりも前に使用が認められています。犬を4群に分け、それぞれにアセスルファムKを「0%」、「0.3%」、「1&」、「3%」含むえさを2年間食べさせた実験では、0.3%群でリンパ球の減少が認められました。また、3%群では肝臓障害の際に増えるGPTが増加し、さらにリンパ球の減少が認められました。さらに、妊娠したラットにアセスルファムKを投与した実験では、胎児への移行が認められています。

 以上のように、アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムKはいずれも問題のある添加物です。特にアスパルテームは、脳腫瘍の原因になる可能性が指摘されており、スクラロースは、動物実験で脳にまで入り込むことがわかっています。これらは、アスパルテームとスクラロースが脳に悪影響を及ぼす可能性を示しています。そのことと、今回のボストン大学の研究結果は、なんらかの関係があるのかもしれません。

 これら3つの合成甘味料は、使用が認められてからまだ日が浅く、スクラロースとアセスルファムKは、17~18年しか経過していません。つまり、今まさに私たちの体で安全なのかどうかを試されているような状態です。

こうした未知の化学物質は、できるだけ摂取しないようにしたほうが賢明です。肥満や高血糖などを気にしている人は、1日に摂取する糖質の量を減らすことによって、ダイエットを試みましょう。

(Business Journalより)

お金をかけずに頭の働きを良くするツール

 「頭が良くなる薬」とか「記憶力を高めるコンピューターゲーム」があると聞いたことがあるかもしれません。コンピューターやスマートフォンのおかげで誰もがクリエイティブな才能を開花させられるという文章や広告を目にしたことは間違いなくあるはずです。


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 しかし、頭の働きを良くする最も強力なツールは瓶に入って売られているわけでもなければ、スクリーン上にあるわけでもないことがわかっています。そのツールとは、誰の机の引き出しの中にも転がっているごく普通の鉛筆です。直近の科学的実証によれば、鉛筆やペンを使うと、薬やコンピューターにはできない方法で脳を鍛えて強化することになるといいます。


1. 学習速度が速くなる

 UCLAの心理学者Pam A. Mueller氏とDaniel M. Oppenheime氏によれば、大学生たちは、実験室のテストでも教室でも、コンピューターより手書きでノートを取る方が学習能力が高くなります。これは、コンピューターだと注意力散漫を招く度合いが高まるからというわけではなく、手で書くと熟考と情報処理のプロセスをたどることになり、それが受け取った情報の理解を深め記憶しやすく符号化することにつながるからです。

 会議のメモをPCで取ることはやめて、紙にメモするようにします。人の話す速度よりタイプする速度の方が速いといいますが、手書きで要点をメモした方が会話の内容をしっかり覚えていられるそうです。


2. 創造力が高まる

 ワシントン大学で実施され「Futurity magazine」誌に掲載された研究によれば、手書きで作文を書く子供たちの方が、キーボードを使う子供たちより文章が上手に速く書けます。この能力差は大人にも当てはまるようです。「成人の脳の画像検査で、文字を形成したり、文字を選んだり視覚的にとらえたりすることの有効性が証明されています。」と研究著者のVirginia Berninger教授は説明しています。

 例を挙げると、Gregory P. Norris氏は作家の中で最も多作ですが、彼は全作品を手書きで書いています。作家仲間の慰安旅行の間に彼が35000語ぐらいの小説をみるみる書き上げていました。


3. 集中力が高まる

 キーボードの大きな欠点の1つは、インターネットにつながるスクリーンとつながっていることです。その結果、仕事をしようとすると常に邪魔が入ります。特にクリエイティブな思考を必要とする仕事のときは困りものです。

 UCIで施行されワシントンポストに掲載された研究によれば、典型的なオフィスワーカーには平均3分5秒ごとに作業の中断や切り替えが発生します。そして、元の作業に戻るまでに23分15秒かかっています。

 近代的なオフィスには、気が散る原因となるものがいたるところにあり、たとえ自宅勤務をしていても、メールをチェックしたりニュースをブラウズしなくてはというプレッシャーが常にあるせいで、生産性が損なわれています。

 キーボードとスクリーンから遠ざかり紙とペンに切り替えると、精神的にも物理的にも邪魔されることが少ない世界にあっという間に移行できます。どんなに高品質な鉛筆でもせいぜい100円ぐらいで買えます。これで頭の働きががぐっと良くなるなら、安いものです。

(Inc.―Lifehackerより)